大谷翔平、水原一平容疑者について言及…「(親友を)失った以上に支えてもらった人がいる」…喪失感より仲間に感謝4/25(木)
長年の相棒で「恩人」とまで思っていた人からの手痛い裏切りを受けた時、
どのように受け止め対処できるかで、その人のその後が変わってくる。
あるいは、想像していなかったような不運に見舞われた時も同様だ。
「ピンチをチャンスに」とはよく聞く言葉だけれど、
ピンチの時にチャンスの芽や光を見出す力を持つことができる人は、それほど多くないような気がしている。
多くの人はショックに打ちひしがれ、自分を立て直すために時間がかかるだろう。
相手が人間だったなら、恨みや怒りや憎しみを制御するために多くのエネルギーを使うだろう。
どうしようもない事故や事件や自然災害の時には、運命を呪ったり自分の不運を嘆く時間が続くだろう。
多分私も、その例を免れないだろうと思う。
そんなことを思う時、大谷翔平のすごさをあらためて思う。
単に能力に恵まれているだけではない。
これまでの長い時間続くぶれない夢や信念、その目的のための努力や忍耐や節制、
その中で培う周囲の仲間や親しいとの信頼関係や感謝の時間。
それが土台になっての「ピンチはチャンス」になる。
彼から学ぶことは本当に多大だ。