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テーマ:★☆沖縄☆★(2840)
カテゴリ:*** 旅行・美術館・博物館 ***
そろそろ沖縄の話も終わりにしましょう。
沖縄には、鉄道がありません。 唯一那覇市内には、モノレールが走っています。 モノレール「ゆいレール」の切符は、珍しいバ-コード式。 磁気式切符と異なり、リーダーに切符をかざして改札を通ります。 市民の足は、ゆいレールとバスとマイカー。 鉄道がないため、バス路線網は数多く展開されています。 沖縄の方と話をすると、現地の方は鉄道がないのを不満に思っているのに気付きます。 同時に「島だから鉄道がないのも仕方がない」と思っていた、自分の誤った思い込みにも気付かされます。 戦前の沖縄には、沖縄県営鉄道と沖縄軌道がありました。 戦争で破壊され、戦後も復旧されなかったため、沖縄には鉄道がなくなりました。 沖縄に鉄道がないのは、「仕方がない」ことではありません。 沖縄の交差点に立てば、気付きます。 沖縄の道路沿いは、とても排ガス臭いことに。 排ガス臭くなるほどに、沖縄は車が多すぎる。 鉄道がなく、移動をバス、マイカー、タクシー、レンタカーに頼るために。 沖縄の交差点に立てば、気付きます。 米軍の軍用車が赤い回転灯を点して、赤信号を横暴に突破することに。 緊急事態を告げるはずの、軍用車の回転灯。 軍用車の緊急事態とは、戦争が始まったとでもいうのでしょうか。 沖縄の街に立てば、気付きます。 米軍の軍用ヘリが、連日、長時間執拗に、上空を飛来していることに。 沖縄の街に立てば、気付きます。 沖縄は米軍の恩恵を受けているという認識が、本土に住む私達の言い訳にすぎないことに。 戦後、鉄道さえも復旧されない、沖縄を歩き、 交差点で、排ガス臭い空気を深呼吸。 我が物顔に飛び続ける、軍用ヘリを眺め、 赤信号を突破する軍用車に、轢かれぬように、横断歩道で立ち止まる。 そうすれば、あなたにも、沖縄の真実が見えるはず。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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