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カテゴリ:毛穴研究
このブログを始めた頃から、毛穴に関するご相談個メールを何度頂いた事でしょう。
本当に毛穴で悩んでいる方が多いんだなぁと思いました。 私自身は、乾燥肌で毛穴があまり目立たないタイプなので、さほど気にした事がありませんでした。 しかし、あまりにもご質問が多いので、そのたびにいろいろ調べたり、本を読んだりしているうちに自分自身も結構興味が出てきました。 毛穴が目立つ目立たないというのは遺伝的な面もあるらしく、いちがいにこうしたら小さくなる!と言えるものでもないらしいですが、さまざまなアプローチでかなり改善は出来るようです。 毛穴が目立つ理由には、大きく分けてあぶら毛穴と、たるみ毛穴があります。 今回は、あぶら毛穴について少し書きたいと思います。 このシリーズはあまりに膨大なので、時々分けてやろうと思います。 肌表面には皮脂という油が存在し、肌を覆っていますがこれは毛穴から出ています。 皮脂はとかく嫌われがちですが、この皮脂プラス汗で出来た物は肌から水分が蒸発する事を防いでくれる天然のクリームです。 年を取ると乾燥肌になる人が多いのは、皮脂の出が少なくなってくる人が多いから。 皮脂はアンチエイジングにとっても、とても大切な油です。 が、皮脂の出が過剰になると、いろいろなトラブルが起きてきます。 皮脂が必要以上に出てしまうと、毛穴が押し開かれてしまい、その上そこに汚れがつきやすくなるんですよね。 付いた汚れは皮脂で固められて毛穴につまります。これが角栓ってやつですね。 で、角栓が空気にふれると酸化して黒ずみます。 毛穴は押し広げられている上、黒っぽいからよけい目立ち、毛穴が大きく見える これが、いわゆるあぶら毛穴です。 で、毛穴に角栓が出来、毛穴が詰まった状態が長く続くと出口を塞がれた毛穴の中でアクネ菌が繁殖して炎症を起こしてしまう場合があります。 これがニキビですね。もちろん大人のニキビは、元々皮脂が少なくても角質のバリア機能が荒れている時に、ホルモンバランスやストレスなどが続くと出来る場合もあります。 また、生理前には、誰でも黄体ホルモンの影響で皮脂量が増えますから、ニキビが出来やすい肌環境にはなります。 あぶら毛穴とニキビは切っても切り離せない関係。ニキビ対策については、またこのシリーズで別に書こうと思います。 でも、そもそもなんでそんなに皮脂が過剰に出るかです。 皮脂が過剰に出るというのは、どういう理由があるんでしょうか? いろいろ調べてみました。 ●皮脂の原料になるような物を食べすぎる 油っこいもの、肉、甘いもの、スナック菓子、アルコール これらは、体の中に入ると中性脂肪に作りかえられ皮脂の原料になる。 ●刺激物(コーヒー、香辛料、スパイスなど) のとりすぎ。 刺激物は、皮脂腺を刺激して皮脂の分泌を促す。 ●肉食過多だと、男性ホルモンが活性化する。 皮脂を出させるのは男性ホルモンなので、皮脂が多く出るようになる ●過剰なストレスによって視床下部が刺激を受け、同じく男性ホルモンの分泌が増加する。 ●睡眠不足も男性ホルモン増加の原因になる。 こういう原因が重なると、皮脂の過剰分泌の原因になるらしいんです。 特にストレスが大きいと交感神経緊張も招くので、血管が収縮し血流が悪くなります。 そうすると肌の老廃物が排泄しにくいし、栄養も運ばれにくくなります。 おまけに顆粒球も増えるから、炎症が起き易くなるんです。 こういう場合は例え皮脂が少なくても、ニキビが出来やすくなりますよね。 毛穴を目立たなくしようと、はがすパックで角栓ばかり取ってもよけいに毛穴が目立つようになるらしいですよね。 ゆるやかなクレイパックや米ぬかパックなどは、毛穴の汚れを取るのに良いですが、その前に食生活やストレス、睡眠不足などを改善しないと、また同じ事ですよね。 で、皮脂を抑える様な食べ物はないのかなと調べたところ、ありました! 皮脂の分泌を抑える食べ物 ●ビタミンB2(うなぎ、ひらめ、ぶり、納豆など) ビタミンB6(かつお、まぐろ、バナナ、さつま芋、鮭など) ビタミンC(フルーツ、ブロッコリー、カリフラワー、ほうれん草、キャベツなど) は皮脂の分泌を抑える ●女性ホルモンが増えると皮脂の分泌は抑えられるので 大豆イソフラボンが含まれるもの(高野豆腐、おから、お豆腐、豆など)を食べる まず食生活を改善して、それからあぶら毛穴対策に乗り出せば効果が上がると思うのですよ。 具体的な毛穴作戦については、明日また書こうと思います。 アンチエイジングランキングに参加中! 応援よろしくお願いします。 ここをクリックお願いします! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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