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2020年07月22日
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カテゴリ:健康について
​​​​​​​​​​​​​​​みなさま、こんにちは。

梅雨がなかなか明けませんね。
どうやら明けるのは8月とか。。。
映画「天気の子」を思い出してしまうような長雨。
温暖化の影響を受けたこの気候変動。
自律神経は副交感神経優位となり、なんとなく体がだるく、気分も鬱々、、
しゃきっと出来ない方もいるかもしれませんね。。。。

私たちの心や気分を形作る神経伝達物質は自律神経支配を受けています。
今のその辛い気持ち、本当にあなたの魂からきた気持ちですか?
実はそうではなく、ほんの1滴に満たない、わずかな神経伝達物質のいたずらのせいかもしれません。
心だって臓器なのです。
そう考えると、ちょっと気楽になりませんか?

心の調子を崩している患者さんに、私はいつもそう言います。
こういう方は、だいたいそうなってしまった自分を責めているのですが、
いったん、その状態と自分の魂を切り離してほしいと思います。
で、全部神経伝達物質のせいということで、ミネラルとオメガ3を摂取。
真正ラベンダーでオイルマッサージして、椎骨を矯正。
普段の食事と呼吸を整えたら、かなり楽になってきます。
私が、かつてそうだったように。。。

今だって、全然いつも私はボーダーです。
自律神経が弱いことに変わりはない。
でも昔と違うのは、ナチュラルな対処の仕方をたくさん知っていること。
そしてそれを誰かのために、ほんの少しでも役に立てることが出来るのがうれしいです。

心がしんどい時、みんなはまもともで、自分だけがおかしいと思いがちですが
実はそんなことありません。
誰しもが、いろんなものを抱えています。
こんないろいろな思考が出来る前頭葉を持ってしまった宿命ですね。

桜の花は、咲いている時に何のために咲くのかとかは考えません。
ただ、咲きます。
咲くことに理由が必要だと考えるのは、人間だけです。
だから苦しみもあるけど、それと同じくらい喜びもある。
しんどいけど、まぁそこが面白いですね。
すみません、思春期なんで(笑)


心にとっても神経伝達物質にとっても、もちろん血流は大事!


前回、免疫細胞がさっと駆けつけるために、体の中の道路である「毛細血管」をニョキニョキ伸ばすことの大切さと、血流の大切さについて書きました。

糖質、添加物、残留農薬、サラダ油、動物性脂肪過多、塩分過多、ストレスにより血管はダメージを受けます。
まずは、これらの毛細血管阻害要因を出来るだけ取り除いた上で、血流改善に良い食品を取り入れ、首までの全身浴、温冷交互浴などもやっていけばいいと思います。


もう1つ、毛細血管増加に重要なのは、なんと言っても運動です。
中でも有酸素運動で使う「赤筋」には毛細血管がとても多いので、
有酸素運動をすると酸素や栄養を補うために新しい血管をどんどん増やそうとします。



同じ有酸素運動なら、活性酸素も多く生み出しがちなランニングより、ウォーキングのほうがいいです。
ウォーキングでは物足りないという方は、早足のウォーキングでいかがでしょうか。
女性だと8000歩ほど歩けば、これだけで筋力低下を補えますが、これには1時間半はかかるので、時間のない方は30分を目安に歩いて下さい。

今の季節に炎天下歩くと、熱中症のリスクが増します。
まとまって歩くなら、早朝か夕方にしてください。
そして帽子をかぶり、水分を持参して、水分補給忘れずに。

今、東京では特に道を歩いている人がみんなマスクしています。
賛否両論あると思いますが、私はよほど人の多い道でない限り、外の道を歩いている時にマスクはしません。
人との距離がちゃんと保てているような地上の道で、人とすれ違う時に感染する&(症状のない人が)感染させるなんて、天文学的な確率です。
にもかかわらず、熱中症のリスクは確実に上がりますので、私は個人的にナンセンスだと思っています。
ただ、紫外線防止のために、フェイスオンワンピや大きいマスクはしていることがあります。
これは、知っているかもですが、かなり昔からです(笑)

もう1つ、最近の世の中を見ていてヤバいなと思っていることがあります。
それは手指の消毒のしすぎです。
どうしても石鹸&水道で洗えない時は仕方ないですが、あまりにも手指消毒ばかりしていると、かえって免疫を落とします。
私たちの皮膚には、表皮ブドウ球菌という善玉菌が1cm四方に20万個もいて、肌表面を弱酸性にしてくれていますが、これによって悪玉菌やウイルスをある程度寄せ付けないようにしてくれているのです。


石鹸による手洗いなら、15分もたてばまた善玉菌が増殖できますが、
殺菌ソープやアルコール消毒をあまりにも頻繁にしていると、
有用な菌の数が激減して、かえって皮膚表面の免疫が弱くなります。


このウイルスは石鹸と流水洗いで十分落とせますので、くれぐれも殺菌しすぎには注意してください。
それより、「手で顔をさわらないこと」のほうが、どれだけ重要か分かりません。
みんな無意識に、めちゃめちゃ顔をさわっていますが、あれで感染するんですよね。。
目の周辺、鼻の周辺をさわっている人の多いこと!
あれを、まずやめたほうがいいと思います。


さて、、、
無酸素運動系の筋トレも、血管を修復する成長ホルモンを増やしてくれます。
太ももの筋肉は加齢で一番衰えるし、大きい筋肉なので鍛えると効果絶大。
私は、手軽にできるスクワットを中心に、鍛えています。

ウォーキングなどで皮膚に光があたることで、ビタミンDも生成されます。
顔は光老化したくないので、手か足を一か所露出して、15分は浴びてください。
これがどうしても嫌な方は、きくらげ、干しシイタケ、魚を食べてください。


ビタミンDには細菌やウイルスを殺す「カテリジン」「ディフェンシン」という抗菌ペプチドを作らせる働きがあります。
気道粘膜、皮膚バリアを強化し、ウイルスの複製率も下げます。


もう1つ、ポイントはACE2です。
今回の新型コロナウイルスは、私たちの体の中にある「ACE2」という酵素を受容体として細胞内に侵入してきます。

ACE2が特に多い臓器は気道、肺、腸管の上皮細胞(粘膜細胞)で、
特に鼻粘膜上皮細胞に強く発現していることが分かっています!


​​​​もちろん他にも腎臓、心臓、肝臓、など全身の臓器の細胞表面にACE2は存在します。
でも鼻の粘膜に、ともかくすごく多いわけです。

免疫力って、実は夜は下がるんです。
朝起きてからじょじょに上がり、夜11時以降は下がってくると言われています。
しかも寝ている間って、鼻や喉の粘膜のウイルスが増殖して、不顕性誤嚥などで気管のほうにウイルスが移行したりすることから肺などにウイルスが入り込みやすいそう。


寝る前に、出来るだけ粘膜のウイルス数を減らしておきましょう。
そのためにも、やっぱり鼻うがい、重要です!
タイヨーハナシャワー、しつこいですが良いですよ!​​


慢性の呼吸器病や脳卒中、高血圧、糖尿病、心臓病があると炎症反応を抑えるために、このACE2酵素が身体の中で増えているそうです。
​​​​​​降圧剤、糖尿病の薬剤の一部もこの酵素を増やすようです。
持病のある方が罹患しやすいのも、このあたりのことも関連しているようです。
あと、肥満の方もACE2が多い傾向性にあるようです。
ストレスが多い方も、ACE2が増えているそうなので、気を付けて~!!!

ACE2は腸の粘膜にも多いので、腸管免疫ももちろん大事。
この腸の粘膜のバリアを強化する物質があります。
それが、おなじみの「短鎖脂肪酸」です!

短鎖脂肪酸とは、水溶性食物繊維をエサに腸内細菌が作る、酪酸、プロピオン酸、酢酸などの有機酸のこと。
特に酪酸は腸上皮細胞(腸の粘膜バリア)の最も重要なエネルギー源であり、抗炎症作用もあり、腸管免疫を強くする最初の砦です。


※画像は太陽化学さんのサイトからお借りました


水溶性食物繊維を食べれば、それをエサに腸内細菌が短鎖脂肪酸を作るわけなので
具体的には、海藻、こんにゃく、大麦、熟した果物、山芋、里芋、アボカド、ゴボウ、きのことかですね!



さて、次なる重要なキーワードは「サイトカインストーム」です。
さっきの表の一番下の真ん中にも、出てきてますね!

免疫力は大事なんですが、免疫力が狂うと、免疫の大暴れであらゆる自分自身の細胞をやっつけてしまい、容態が急変して多臓器不全になるという恐ろしい現象がサイトカインストームです。
自己免疫疾患なども、このメカニズムです。

免疫力を上げるってよく言いますが、本当はこれ正しい言い方ではないです。
免疫は上げすぎても、下げすぎてもダメ。
いわば、「免疫バランス」が大事なのです。

サイトカインっていったい何かと言いますと、、、
白血球が作り出す糖たんぱく質で、熱を上昇させて白血球を働きやすくしたり、がん細胞とたたかったり、目的の場所に白血球を集めたり、リンパ球の働きを助ける大事な物質です。
決して悪者ではないと言いますか、むしろ大事な免疫です。

サイトカインには、インターフェロン(IFN)、インターロイキン(IL)、ケモカイン(CCLなど)、コロニー刺激因子、腫瘍壊死因子(TNF)、増殖因子(EGF、FGF、TGF-β等)などの種類があります。



例えば、免疫力を高めるのにビタミンCが良いのは常識かと思いますが
良い理由の大きな1つが、他ならぬこのインターフェロンの産生を高めることなのです!


ところが、このサイトカインの中には悪玉と善玉があります。
悪と言っても、本当に悪いわけじゃなく、アクセル的な感じに必要なものです。
炎症誘発性サイトカインというものです。
TNF-αやIL-6、IL-1なんかがそれです。


一方で抗炎症性サイトカインというものもあり、IL-10やTGF-βなんかはそれです。
こっちは善玉で、いわばブレーキの役割り。


サイトカインストームとは、「炎症性サイトカイン産生の過剰誘導」のことなのです。
重症化すると多臓器不全、血液凝固機構活性化,血管拡張に伴う血圧低下などを介して、血栓の形成やショックに至ります。
​​今回のウイルスでも、容態急変、重症化の多くの理由がこれだし、最近たまに、新型コロナで血栓云々って聞くのも、これですね。
この炎症性サイトカインが過剰に増えることで起きるサイトカインストームを防ぐことが出来れば、感染したとしてもかなり安心です。

これを防ぐのが、ここまで出てきた中にもあります。
ビタミンDもそうですし、短鎖脂肪酸にもサイトカインストームを防ぐ作用があるのです。


そして、なんとってもすごいのは、海藻なんです。
サイトカインストームを防ぐのは、わかめ、昆布、もずく、あおさ、わかめなんかのフコイダンです。
そして、寒天、岩のリなんかのグリフィスシンには、今回の新型コロナのような抗RNAウイルス作用もあります。


論文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30797011/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30347679/

​​

ASK1という酵素が炎症性サイトカインを増やすことも分かっているんですが、日ごろから酸化ストレスが多く、活性酸素の多い日常だと、これが活性化しやすい可能性があるそうです。

ASKファミリーとストレス

そもそも日ごろからストレスが多いと、リンパ球が減って免疫が落ちてしまいます。
しかし、酸化ストレスというのは、何も精神的なストレス、睡眠不足、過剰な運動による発生だけではなく、紫外線、ブルーライト、電磁波、放射線、残留農薬、添加物、環境ホルモン、有害ミネラル、有害化学物質などなどで活性酸素が発生していることを言います。

オーガニック食品は、栄養価が高く抗酸化物質も多い利点もありますが、こうした有害物質が少ないことにも有益性があります。
欧州の研究機関で行われた実験で、有機農作物を摂取した動物はその子孫の免疫力まで高めることが分かっているということがヤフーニュースにもなっていて興味深かったです。

エビデンスに見るオーガニックのちから


さてさて、前中後編で終わるかと思いましたが、もうちょっと続きがありますので、
また近いうちに更新しますねー!




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前編
後編

ポイントは自然免疫、ACE2、サイトカインストーム
前編は​こちら
中編は​こちら


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Last updated  2020年07月27日 01時18分17秒
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