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カテゴリ:アンチエイジングの敵
さて、パート2です。
海産物の汚染を恐れて、海藻や魚を食べないとなると、今度はミネラル不足も気になります。 海藻や煮干は、かなり大きいミネラル摂取元だからです。 ミネラルが不足していると、今度は放射性物質を体に取り込みやすくなってしまいます。 海流図 ↑こうした海流図を見る限りは、まだ犬吠から南のほうや、北海道、九州、日本海側は、今のところ大丈夫かと思います。 前にも紹介しましたが、私が以前から買っているのは九州北西部の玄海灘のいわしの煮干と、長崎県特産の飛び魚の煮干です。 これでじっくりダシをとって、ミネラル補給にいそしんでいます。 もう1つ、最近注目しているのが高知県の「ふのり」です。 ビタミン、セレニウム、ゲルマニウム、タウリン、フコイダンが含まれますが、特に海藻特有のヌルヌル成分である水溶性食物繊維の「フノラン」が50~60%と、ワカメや昆布に比べてかなり高濃度に含まれていることが最大の特徴です。 脂肪を分解・吸着するので、高脂血症、糖尿病、高血圧の予防、胆石予防、関節の痛み、免疫力アップに良いとされています。 有害物質を包み込んで出す力は相当なものみたいで、デトックス効果はかなり高いようです。 さて、養殖魚のエサに、魚粉や貝殻粉末、海藻粉末が使われることも気になっています。 もしこの粉末が汚染されていたら、大変なことになります。 養殖魚は、ただでさえ、ダイオキシンなどの害が蓄積されやすく、脂肪酸の種類もオメガ3ではなくオメガ6が増えてしまうという問題がありましたが、今後は放射性物質の蓄積の問題も考えなくてはいけません。 また、こうした海産肥料は実は畜産飼料にも使用されますし、その糞は有機肥料に使われます。 それどころか、海産肥料はそのまま畑にも撒かれます。 汚泥肥料、海産肥料、動物性堆肥、、、、野菜の肥料には有機肥料を含めて問題が山積。 そう考えると、これからはますます完全無肥料の野菜が貴重ですね。 実際、自然農法の野菜には、放射能汚染が少ないという結果もよく聞きます。 チェルノブイリの場合は、自給自足の文化だったため、外部被曝と内部被曝を受ける地域が同じだったのですが、日本全国でさまざまな産地のものが食べられる日本の場合は、そこが大きく違います。 外部被曝はしなくても、食べているものによっては、気が付かずに内部被曝をどんどんしてしまうこともありえるのです。 基準値があるから大丈夫?風評被害? ドイツでは放射性セシウム137は大人で8ベクレル、幼児で4ベクレルまでが基準値です。 ところが日本は500ベクレルまでOKですよ? 早くこの暫定基準値を改定しないと、風評被害がひどくなるばかりだと思います。 私が今、注目しているのは「NPO無施肥無農薬栽培調査研究会」の方々が作る野菜や果物です。 最近よく紹介するハートさんの野菜は全部ここのです。 無肥料栽培研究の歴史は相当古くて、なんと60年ですって。 緑肥もNGな、ストイックなほどの本当の無肥料で、あの奇跡のリンゴの木村さんですら、お酢を使うという、ただそれだけの理由で、ここの認定が取れなかったというすごい伝説があります。 このNPOの理事も勤める小米茶園の小野とし子さんが京都で作る無肥料無農薬の緑茶と、滋賀県で無肥料無農薬で作る片木さんの紅茶の、あまりにも雑みのないおいしさに、ここしばらく夢中でしたので、表参道の私の店でもここのお茶を扱っています。 本当は野菜も扱いたいのだけど、そうなると、いよいよ何屋か分からなくなるので(笑) 緑茶もセシウムを吸い上げやすいようなので、京都産、そして完全無肥料、農薬不使用というのは、今の時代本当にありがたいお茶だと思います。 私のコスメの茶エキスも、実はこの「おおきに」から抽出しています↓ DNAの鎖を切ってしまうのが放射線被曝。 アンチエイジングの敵どころか、命の敵でもあります。 とにかく内部被曝を防ぎましょう!! ↓応援して下さると嬉しいです! ブログ村人気ランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年07月15日 10時15分35秒
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