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カテゴリ:健康について
みなさま、こんにちは。
もう梅雨入りしたんですよね。 天候がすっきりしないせいか、精神的にも肉体的にもすっきりしない方が増えています。 気温が急にちょっと下がったので、油断の薄着で冷えている方もいるようです。 今日は、そんな梅雨時期を楽しく乗り切るための作戦を書いてみたいと思います。 その前に、、、 現在の我が家のプランター野菜たちです。 ↑このブログに3年前からずーっと写真を載せ続けているルッコラ。 あの最初に植えたルッコラから毎年種取りを続けているので、もうこれは4代目くらいになると思います。 ここまで来ると、もう家族も同然ですね。 「また会えた~!!」って感じです。 ↑こちらは、今回初めて浜名農園さんからやってきた、固定種のミニトマトくん。 そろそろ赤くなってきました。 先日、渋谷のアップリンクファクトリーで、この秋公開の「モンサントの不自然な食べもの」というドキュメンタリー映画の先行上映を見てきたのですが、特に衝撃を受けたのが、メキシコの在来種とうもろこしが、遺伝子組み換え種と交配して、異形のとうもろこしが増えてきていることや、インドの遺伝子組み換え綿で、組み替えたことで病気に弱くなって不作の為、多くの農家が自殺していることです。 TPPに加盟すると、こうしたことが日本でも広がる可能性があります。 一部の多国籍企業が、種に特許を取っていっているため、こうして自分で種取りをすることすら、将来的には規制される可能性もあります。 種を支配されるという事は、食料を支配されるということ。 アメリカでは、在来種で種取りを続けていた農家さんの畑で、近隣の遺伝子組み換え作物から飛んできた花粉と交配していしまい、むしろ遺伝子汚染の被害者であるにも関わらず、多国籍企業から「種の特許権侵害」で訴えられて、しかもそれに負けて、多額の賠償金を払わされるというような、理不尽なことが多く起きています。 それに立ち向かったパーシーシュマイザーさんというカナダの農家の方がいます。 勝手に交配したとしても、種は我々のものだから100万ドル払うか、今後は遺伝子組み換えの種を買い続ける契約書にサインしろと言われましたが、これを拒否したので裁判を起こされました。 パーシーさんは、7年もかけて最高裁まで戦って、種子の特許権では、5対4で負けてしまいましたが、そもそも生命を持つ高等生物にまで特許を認めてしまうことの是非をもう一度問い直せという事でカナダ議会に差し戻しになり、100万ドルは払わなくていいという判決だったので、実質勝利で、この判例はその後の他の訴訟にも大きな影響を及ぼしました。 彼は農民の権利と種子の未来を守るために戦った功績により、1997年に賞を受賞しています。 この事件を機にドイツでは、パーシーさんの名前を取って、シュマイザー法というものが出来て、遺伝子組み替え種で作物が汚染された場合、企業は農民を追いかけて作物を没収したり、裁判を起こしたりは出来ないことになりました。 詳しくはこちらの動画をどうぞ↓ 巨大種子企業に立ち向かうカナダの一農民 農民の権利と種子の未来とは? しかし、アメリカではグローバル企業が強いため、商品に「遺伝子組み換えである」と表示する義務はないとされているため、スーパーにいっても消費者は選択する自由すらありません。 ただ「遺伝子組み換えでない」と表示する自由はあるみたいで、オーガニックスーパーに行けばノンGMOの表示のある製品はありました。 でも牛の遺伝子組み換え成長ホルモンを使用していないことを表示する「rBGH/rBST Free」の表示は、やっぱり訴えられて、現在は表示を禁止する州もあります。 日本では、今は油やしょうゆ以外には、遺伝子組み換え使用の表示義務があるのですが、TPPに加盟すると、これがこんな感じで撤廃される可能性が出てくるのです。 なぜならTPPに加盟すると、他国の企業が自分たちの利益を損なう規制に関しては、日本を相手に訴訟を起こす権利が認められているからです。 こうなると地産地消とか、夢の夢かも。日本らしさが守れなくなるかもしれません。 これは野田総理も分かっていなくて、国会でしどろもどろになる場面がありました。 分からないのに、よく加盟しようとするよなー、、、 最近、堤未果さんというジャーナリストが書いた「政府は必ず嘘をつく」という本を読んだのですが、これを読むと真実を見抜く目を持つことの大切さに気付かされます。 日本でも3.11以降、感じてきたある種の違和感、報道と現実とのズレの意味が、ここに始まったことじゃないということに、愕然とさせられる一冊です。 ぜひぜひご一読下さい。 さて、これより本題。 梅雨の時期と言うのは、体がだるく、むくみやすく、腰痛や肩こり、頭痛などの痛みも出やすく、アトピーが悪くなりやすく、血流が悪く、やる気が出なくて、うつ症状が悪化しやすくなっています。 そもそもなんで梅雨にこういうことが起こりやすいかと言うと、低気圧だからなんですね。 自律神経は高気圧だと酸素をたくさん吸って交感神経が優位になって、脈が速くて活動的になり、顆粒球が増えて炎症が起きやすくなります。 梅雨の時期のように低気圧だと、酸素が少ないので副交感神経が優位になり、脈が遅く、リラックスして、それがすぎるとやる気が出ず、体はだるくなり、リンパ球が増えて、耳鳴りやめまいが起きやすくなります。 また、気圧が低下すると、ヒスタミンという物質が増えます。 ヒスタミンが増えるとアレルギー症状が悪化し、痛みが出たり、むくみやすくなります。 ヒスタミンは交感神経を刺激するので、血管が収縮して手足が冷えることもあります。 この時期は、このように副交感神経と交感神経の振れ幅が大きくなるので、自律神経が失調気味になり、多くの方がなんとなく不調になりやすいのです。 この時期を乗り越えるための工夫 ●湯船に入って温まる 気温が上がってきたので、シャワーだけですませている人も多いのではないでしょうか? でも、この梅雨の時期にこそ、ゆっくり湯船で温まると、血流がよくなってだるさが取れます。 好きな香りのバスソルトや入浴用ハーブなどを入れると効果が高いです。 私はレモンマートルやオレンジの香りのバスソルトを入れています。 ●晴れたらとにかく日光浴 この時期、うつっぽくなるのは日照量が少なくなるのも関係します。 顔は帽子やフェイスオンワンピで遮光して、とにかく体は少しでも日を浴びましょう。 ●体をキビキビ動かしてみる 同じ姿勢を続けると、いつもよりこりやすい時期。1時間半に一度は立ち上がって伸びをしましょう。 エスカレーターをやめて階段にしたり、キビキビ体を動かしましょう。 ●自律神経の働きを良くする食べ物を食べる ☆DHA、αリノレン酸 神経伝達をスムーズにします。 AOZAとフラックスオイル、チアシードがおススメです。 ☆ビタミンC ストレスに対抗するホルモンを合成する時必要。消費されやすいので、補っておくといい。 赤ピーマン、パセリ、メキャベツ、ピーマン、ゴーヤ、ブロッコリー、キウイなど カムカムのサプリも、よく飲みます。 ☆ビタミンB群 ビタミンB1は自律神経の安定に欠かせません。 豚肉以外だと大豆、きな粉、昆布、青のり、松の実、カシューナッツ、ゴマ、ぬか漬けなど ビタミンB12は神経の壊れたところを修復する作用があります。 B12は動物性食品でないと含まれていません。 ビーガンの人は酵母に含まれるB12なら多少有効らしいです。 ビタミンB6は脳の神経細胞の抑制系に関与していて、不足するとイライラ、不眠など精神面に影響を及ぼします。 魚介類以外だと、ピスタチオ、ゴマ、くるみ、海苔、にんにく、バナナ、プルーン、アボカド、酒かすなど ☆亜鉛 亜鉛は神経伝達に大きな関与があることが分かってきています。 やる気が出ない、気分にムラがある人は亜鉛不足かも? 牡蠣、煮干し、ココア、松の実、ゴマ、カシューナッツ、高野豆腐、アマランサスなど ☆マグネシウム 精神を安定させて、うつ気分を緩和します。 私は海藻やゴマ、アーモンド、松の実、きな粉、大豆、アマランサスなどを食べています。 ☆カルシウム イライラを鎮めて不眠を緩和します。 私はちりめんや桜海老、美的水素の、吸収しやすいサンゴカルシウムでしっかり補給。 ☆鉄分 鉄不足だと脳の神経伝達物質が合成できません。 あさり、しじみ、ひじき、青のり、きくらげ、切り干し大根、ほうれん草、小松菜、大豆、きな粉、ココア、ゴマ、松の実など ☆必須アミノ酸 体内で合成は出来ず、必ず外から摂る必要あり。 脳や神経が正常に働くために必要不可欠です。 私は納豆やテンペなどの大豆製品で食べています。 アミノキレートなんかも、たまに飲みます。 ☆カリウム むくみをとるには有効。 コンブ、わかめ、ひじき、切り干し大根、アボカド、パセリ、納豆、きな粉、ナッツ、バナナ、さといも、小豆 まぁでも、しっかり煮干しと昆布でダシをとって、海藻と豆腐入りの味噌汁飲んで、ご飯にアマランサス入れて炊いて、ゴマかけて食べろってことですね。 そして、サラダにナッツ入れてフラックスオイルでドレッシング作れば、かなり神経は強化! 梅雨の時期は、誰もが少しは自律神経を崩しがち。 毎年のことだから、ちょっとしたコツで、楽しく乗り切りましょう!! ↓1クリック応援して下さると嬉しいです! ブログ村人気ランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2012年06月15日 11時06分03秒
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