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カテゴリ:食べるアンチエイジング
みなさん、こんにちは。
暑さが少しはマシな気がしますが、いかがお過ごしでしょうか? 九州の旅ではたくさんの素敵な農産物や商品、生産者の方にお会いできて有意義でした。 まだまだ続きがあるのですが、その前に本日はちょっと脱線します。 実は今週火曜日、うちの息子をホールボディカウンターの検査に連れて行ったのです。 去年8月と今年1月に尿検査は受けて、わずかながらもセシウムが出てきたので、一度ホールボディカウンターも受けさせたいと思っていました。 大田区に「放射線リスクリサーチセンター」というのが病院の付属で存在し、前からここに連れて行こう行こうとは思っていたのですが、夏休みになったので、ついに行くことが出来ました。 受けた検査の内容は3つです。 ●ホールボディカウンター ●尿中8-OHdG検査 ●甲状腺超音波検査 ホールボディカウンターは、TVで見たことあるかと思いますが、椅子に座っているだけで、2台の検出器により、甲状腺と体幹部内部にどれだけセシウム134、137、ヨウ素131の放射性物質があるかということが測定できる、低用量内部被曝も感知できる精度の検査機です。 さて、息子の検査結果です↓ 結果は検出限界値未満で、レベル0でした。 グラフを見せてもらってもピークが全然ないということで、現在内部被曝はないと考えていいだろうということでした。 ただ、ホールボディカウンターはセシウムなどのガンマ線しか測れませんからね。 ベータ線やアルファ線の核種が体内にあっても、それは出てこないのですから、これだけで内部被曝がないとは言いきれないとは思います。 特にキセノンというベータ線を出す核種は、今回の事故で一番放出され、乳がんとの関係が疑われる放射線物質ですが、これはベータ線しか出しませんし、ストロンチウムもテルルもネプツニウムもベータ線です。 でも、キセノンの次に多く放出されたセシウムがないということは、一応の安心材料にはなると思います。 甲状腺の超音波検査も念のためやりましたが、正常でした。 もちろん甲状腺に異常が出るとしても20年くらい先だと言われていますけどね。 しかし、もう本当にこういうことは繰り返してほしくないです。 日本政府は現在、将来の自然エネルギーや原子力発電の割合について、国民から公式に意見を募集しています。 意見をインターネット/FAX/郵送で送る「パブリックコメント」で、8月12日が締め切り。 まだの方はぜひ簡単でもいいので意見表明をお願いします。 パブリックコメント送り方詳細へ さて、もう1つの検査「尿中8-OHdG検査」というのは、アンチエイジングクリニックでもたまにやっていることがありますが、DNAがどのくらい損傷しているかが分かる尿検査です。 DNAの中の「グアニン」というアミノ酸は、DNA損傷があると定量的に切れて、その酸化物が尿中に出るのですが、この検査はそれをマーキングして尿中にどのくらいDNAのグアニンの酸化物が出ているかを測定するのです。 放射線は、とにかくDNAを切ることが問題なわけで、DNAが多く切れると、細胞がガン化する率が高まることが何より怖いことなんです。 ボディカウンターの数値が高いのも問題なんですが、尿中8-OHdGの数値が高いと、DNAがたくさん切れてるよということなので、より問題なわけです。 さて、息子の検査結果です↓ 見方がややこしいのですが、21.4 ng/mgCREというのが息子のDNA損傷の数値。 DNAは、放射線だけじゃなく、呼吸、紫外線、化学物質や添加物の摂りすぎ、残留農薬、疲労、食べ過ぎ、カリウム40などの自然放射性物質、ストレスなどによって発生する活性酸素でも切れますから、原発由来核種の内部被曝ゼロでも、誰でも日々損傷はしているので、息子の年齢では、23 ng/mgCREまでが正常値ということです。 息子は21.4 ng/mgCREで正常値以内なので、まったく問題ないと言われました。 この日は息子は釣りに行って、紫外線浴びて走り回ったりもしたので、そういうことにも多少影響を受けるそうです。 検査結果を見て、内部被曝に詳しいクリニックのお医者様が詳しく解説して下さるんですけど、このセンターには去年より東京のホットスポットの方を始め、東北の方や福島原発付近にお住まいの方など多くの方がいらっしゃるそうです。 ホールボディカウンターの数値が高い方は、やはり尿中8-OHdGの数値も高いという相関関係があるそうです。 ホールボディカウンターで内部被曝が認められた方のほとんどは、この尿中8-OHdGの数値が、70~80 ng/mgCREくらいあるそうです。 さて、放射線の影響は、細胞分裂がさかんな子供ほど受けやすいため、私自身はそこまで心配しているわけではないのですが、このDNA損傷の検査と言うのはアンチエイジングの指標にもなるため、以前から一度受けてみたいなと思っていました。 だって、これほど抗酸化物質とか還元力とかに夢中なのは、全部活性酸素によるDNA損傷を減らしたいがためなわけです。 それにより細胞がガン化するのも大問題ですが、そこまでいかなくても、老化が促進してしまうのを避けて、ゆっくり老いたいと思っているわけですから。 そこで私も便乗して、この尿検査を受けてみました。 ただ、忙しくて寝不足の多い毎日だし、正直そんなに良い結果は期待していませんでした。 結果はこちらです↓ 実はこの結果を見て、先生にめちゃくちゃ驚かれたのです。 私の尿中8-OHdGの数値は、なんと7.2 ng/mgCREだったんですよ! 大人の正常値は20 ng/mgCREまでということで、内部被曝はないとされる普通の方で、だいたい20前後で、低い人でも13とか14なんですって。 7.2という数値は、普通ではあり得ないらしく、開口一番先生に「何かサプリを飲んでいるでしょう?」と聞かれました。 すぐに思いあたったのは、もちろん水素サプリです。 放射線はそれ自体でDNAを切るより、ヒドロキシラジカルという最強の活性酸素で切ることが大半です。 放射線じゃなくても、現代人は紫外線、電磁波、化学物質、添加物、残留農薬、疲労、肉食過多、食べ過ぎなどのさまざまな外敵により、ヒドロキシラジカルが体内に生じています。 あの及川博士が発明した美的水素などの水素サプリは、このヒドロキシラジカルを無害な水に変えてしまう作用があるのです。 先生に「水素サプリですかねー」と言うと、「やっぱりね」という回答。 前にも東北の酪農家の方が検査に来て、ホールボディカウンターの数値がすごく高かったのに、尿中8-OHdGの数値が私くらいという不思議な人がいて、この人がやっぱり水素を飲んでいて、牛にもあげていたということです。 てなわけで、その後は先生からどんなサプリを飲んでいるのか、逆にいろいろ聞かれてしまうという不思議な展開になってしまいました。 その病院では内部被曝対策には、通常ビタミンCとαリポ酸、マルチビタミン、マルチミネラルのサプリをおススメしているようでした。 こういうサプリを飲むことで尿中8-OHdGの数値はだんだん下がってくるそうです。 このクリニックの先生は、たくさんの方の検査や環境中の放射能検査をしてる方で、現状を知っているせいか「ただちに影響はない」みたいなこという先生ではなく、食べものには引き続き気を付けた方がいいと言っていました。 川魚、太平洋側の魚介類、回遊魚、山菜、タケノコ、きのこ、乳製品などには特に注意したほうがいいとおっしゃってました。 乳製品やきのこ類は全面的にやめていると言うと「そのほうがいいですね」とのことでした。 私は、前は息子にもリンゴペクチンと共に水素も1カプセル飲ませていたのですが、神奈川に引っ越してから線量も低いため、ここ数か月は油断してほとんど飲ませてなかったんですね。 もともと私は、こんな原発事故でもなければ、小さい子供にはあまりサプリ的なものはまだ必要ないと考えているというのもあります。 ただ確かに私は、ほぼ毎日水素を2カプセル飲んでるんですけど、その日はたまたま飲んでなかったんですね。 私のDNA損傷の数値が低いのは、水素だけのせいではなく、残留農薬のないオーガニックの野菜を食べていることとか、薬飲まないとか、加工品あまり食べないとか、生野菜命の酵素生活とか、還元力のある野生植物ミネラルとか、ポリフェノールの多い野菜とか、紫外線避けてフェイスオンワンピとか、電磁波避けているとか、そういうこの7年間の鬼生活も関係あるのかもしれません。 あ、DNAの修復酵素を活性化するAC-11の影響もあるのかもなぁ。。。 今度うちの会社のスタッフも何人か検査に行きたいそうなので、その結果によっても、そのあたりが分かるかもしれません。また報告しますね。 息子の検査結果が問題なくて、とりあえずほっとしました。 しかし、自分のDNA損傷の検査結果がこんなに良いとは! 特に期待もしていなかったので、本当にびっくりでした。 ブログ村人気ランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012年08月09日 13時44分47秒
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