|
カテゴリ:食べるアンチエイジング
みなさん、こんにちは。
めっちゃお久しぶりになってしまいました。 お元気ですか? 私はなんとかちょっと夏休みを取り、2泊3日で長野にキャンプに行ったり、神宮花火大会に行ったりして、忙しい中でもそれなりに夏を満喫していました。 初めてテントで寝たのですが、夜に雨が降ってきて。まいりました~(>_<) 木に溜まった雨が急にどかーんとテントに落ちて来るんで、そのたびにびっくりして目が覚めるんですよ。 いやーテントで寝るのは晴れの日に限りますね。 でもオーガニックバーベキュー楽しかったですよ。 久々にお肉も食べちゃいました。 九州産の牧草とエサしか食べていない、オーガニックビーフです。とろける~ お肉はこういう良いものを、たまーに少々頂くと言うのが、一番いい気がしています。 うちの息子は、肉料理を出すと、昭和の子供みたいに喜びますからね! お肉と言うのは、そのくらいの存在感のほうがあらゆる意味で健全と感じています。 翌日のお昼は、玄米麺でラーメンを作りました。 実はこの麺、商品開発してオリジナルで作ったんですよ。9月発売です。 熊本の30年農薬を使わない自然栽培の玄米を粉にして、オリジナルのお塩(アムリターラソルト)少々を加え、美容ミネラルであるシリカたっぷりの菊池のミネラルウォーターで練った、半生麺タイプです。 茹で時間たった1分。 こんなに手軽な麺なのに、無添加で出来たんですよ! だけど、もちもちで、味わい深くておいしいんです。 玄米麺というと、つなぎにでんぷんや小麦粉などを練りこんで製造されているものが多いのですが、これは玄米に塩と水のみの完全無添加麺です。 かん水も使っていません。 製粉や乾燥の技術がすごい、大分県の工場で作っているからなんです。 玄米に含まれるでんぷんの損傷を最小限に抑えた製粉方法なので、鮮度が保たれ麺の食感がもちもちになります。 粉に余計な熱をかけず、酸化を抑えて均一な微粒子に加工し、製麺に適した粒子度と性状となるように考えられています。 乾燥工程で水分をコントロールし、水分量を一定化する技術があるので、つなぎや保存料などの添加物を使うことなく、半生麺が出来るのです。 この玄米麺で冷やし中華も作ってみたのですが、めっさおいしいかったです。 ここ数年、アメリカのヘルシーフードのトレンドは「グルテンフリー」。 グルテンは小麦が持つタンパク質の一種で、パンやうどん、パスタのもちもち感や弾力の素になっているものです。 このグルテンにアレルギーを持つ方が、現代人には増えていて、小麦を摂取すると消化不良や腸疾患、吐き気や痛みが出る方がいます。 強いグルテンアレルギーの「セリアック病」になると、炎症で腸に隙間ができる「リーキーガット」が進み、さまざまな栄養素が大きい分子のまま血中にいってしまいアレルギー反応が激しくなって、結果的に腸から栄養の吸収がしづらくなってしまいます。 腹部膨満感、過敏性腸症候群や下痢、貧血、潰瘍、関節の痛みなどの症状や、原因不明の疲労症状や精神的な不調が、小麦を断つだけで快方に向かうことも起きています。 日本人の中にもこういう方が結構出てきています。 私がカウンセリングした方の中にも、小麦断ちをして、原因不明の疲労症候群が治癒したと言う方が数人いらっしゃいました。 セリアック病にかかる方はアメリカとイギリスで増えており、罹患率は約1%。 これは20世紀に比べると約5倍だそうです。 日本でも、パンを食べる人が増えてきている関係で、罹患率0.7%(約87.5万人)まで増えているそうです。 それと共にグルテンフリーは一種の流行ともなり、私もアメリカのオーガニックレストランに行った時に、グルテンフリーのパスタしか置いてなくて、食べたことがあるのですが、ほんと不味くて伸びたそうめんみたいで、こんなんだったらパスタなんか食べないほうがマシ!って強く思ったものです。 私は、こういう人間が常食してきた歴史ある食べ物がやり玉にあがる時、あまりそのまま真に受けないようにしています。 そんなに体に悪い物なら、歴史が淘汰するはずです。 20世紀に比べると罹患率が5倍というところもおかしい。 いったい小麦に何が起こっているのでしょうか。 元々の古代小麦はもっと背丈が高い植物でした。 背丈が高いと倒れやすく育てにくいので生産量が上がりません。 生産量を上げたいと肥料を入れると、よけいに倒れました。 そこで1960年から1980年までの間に行われた度重なる品種改良(遺伝子操作も伴います)によって、背丈を低くし、収量が上がるよう改良が行われ、グルテンの中のグリアジンというタンパク質が多くなると粘着力が強く加工品が作りやすくなるので、品種改良でグリアジンも増えていきました。 グリアジンは血糖値を急激に上げやすく、食欲を旺盛にさせ、脳の血液関門も透ってしまうので精神にも影響を及ぼすそうです。 どうやらこのグリアジンが多いグルテンは、腸内の細胞を破壊したりリーキーガットが起きやすくなるそうで。 なんとなく見えてきましたよね。 スペルト小麦などの古代小麦なら、小麦アレルギーの方でも食べられる方が多いですが、古代小麦だとリジン、スレオニン、メチオニンなどの必須アミノ酸を多く含んでいますが、逆に問題のグリアジンが少ないことが分かっています。 そう、小麦が悪い訳でも、グルテンが悪い訳でもないのです。 すべては人間が生み出したもの。 人間の都合が良いように、生産量を上げるために、商売の為に、品種改良というにはあまりに激しすぎる改変が行われたことが原因です。 そういうわけで、私は今の単純なグルテンフリーという流れには疑問符です。 だから古代小麦のパスタを選んで食べますし、プロデュースしているお菓子でも、出来るだけ古来品種の国産小麦を使います。 ただ、一方で品種改良された慣行栽培の外国産小麦が日本を覆い尽くしています。 小麦の自給率はわずかで、9割を輸入に頼っています。 パンやお菓子だけでなく、蕎麦を食べたって10割蕎麦じゃなきゃ、こういう小麦が入っていますし、うどんもそうめんも、シリアルにもパン粉にも、餃子の皮にも、お好み焼きにも・・・・・ 日本は小麦天国なのです!! もっとお米を食べたらいいのになーと思わずにいられません。 日本の田んぼは休耕田が多いにも関わらず、お米離れも進み、お米は溢れていると言うのに、若い女性は外国産小麦のパンばかり食べている。 そして現代的な不調であるアレルギー、婦人科系の病、冷え性、肌荒れに悩む方が増えています。 そういう思いもあって、私はプロデュースするオーガニックコスメブランドの中で、熊本の農家さん数人と契約して自然栽培米を扱い始めました。 さらには、その玄米と雑穀を使って甘酒を作ったり、玄米粉でクッキーをつくったりしています。 そしてついに、玄米麺を作ったと言うわけなんです。 この玄米麺なら、小麦の麺にもおいしさはひけを取りません。 これから、こういう商品開発も、もっとやっていきたいと思っています。 神宮花火大会で見た花火。 消えかかる花火は、人生のひとときの夢のように儚いですね。 私は昔から花火が好きです。 刹那の美しさだからでしょうか。 今、ここに生きてるという感じがします。 けれど空襲を知っている方の中には、花火を怖いと感じる方もいらっしゃるようです。 花火が好きと気楽にいえるのは、きっと私が戦争を知らず、そして今が平和だからなんだと思います。 花火を楽しむこんな夏の夜が、いつまでも続いてほしいです。 今回は見ていたスポットがあまりにも打ち上げ場所に近く、なおかつ風向きの加減で、花火玉の紙片が雨のように降り注いでいました。 息子が、花火そっちのけでこんなに集めて持って帰りました。 お米のモミとかも落ちてきました。 おそらく花火玉の芯に使われているのだと思います。 菜種や砂粒を入れるそうですが、モミも使うのでしょうね。 散っても出来るだけ土に還るような素材なところも、やっぱり花火って好きだなぁと思いました。 さて、残暑もまだまだ厳しそうです。 みなさまの夏は、どんな夏ですか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015年08月20日 01時01分31秒
コメント(0) | コメントを書く
[食べるアンチエイジング] カテゴリの最新記事
|