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今日は、いつも通っている場所で、今年一年をゆるりと振り返るイメージワークをしながら、自分もこの一年を共に追体験しました。 イメージの中で遊びながら、一月から十二月をたどりつつ、一番印象に残ったのは、宮古島の展示会会場だったお城の、それは見事な朝焼けのシルエットでした。 そして、タイトルをつける時にポンとひらめいた言葉は 「開城」 あぁそうだったね。私はずっとこのお城の奥に住み、外の世界と交流することを怖れて閉じこもっている面を持っている事に気がついていました。 それが、自らが城を開いて、外の風を迎え入れる準備が出来ました。 時期が来たのでしょう。 篤姫の大奥開城ではないですが、そうした流れを自分の中に感じます。 変わろうとする気配。立ち上がる感覚。 今まで、遠く遠く、自分と関係ないと感じていた外の世界に、今、好奇心と親密さを感じます。 今、亀のごとく歩き、ゆったりと自分の歩を重ねている事も、すばらしい後押しがあり、気がつくことが山ほどあります。 亀は、実は、このスピードが適度であること(何かに比べて遅くとも、実は遅く歩いているのではない) 今まですっとばしてきたモノ達が、それはくっきりと見えてきます。今までそれを振り返るのは怖ろしいことだったのですが、今はニッコリ笑って「いつぞやは失礼しましたね」と言える自分がいます。 すれ違いながら、挨拶も交わせなかったのに許してくれた方、ありがとう。未熟な感覚で引きちぎるような別れをしたのに、許してくれた方、ありがとう。そう言えば、自分もそんなことがあったと、同じ立場を思います。実は私もずいぶん許してきていることも。 異なる人々が、互いの違いを感じ、ぶつかり対立し、調和しながらそれぞれを許し合っていく学びの中で今を生きます。 年齢って、すごいです。 重ねていくと、確実に花開いていく感覚があります。 若い頃にはほとんど理解できずにいました。敬愛する詩人の茨木のり子さんや、吉原幸子さんの文章から、ほのかに感じていたもの。昔と今と、まったく異なる世界を見ているようで、愕然とします。 年齢って神秘です。 今日、いつもだったら、説教とお互いの不快感とで幕を閉じる息子との対話に違う流れが生まれ、私が笑い、彼がほぐれ、家人が不思議そうにふたりをみつめるシーンがありました。 今までと違う回路に電流が通りました。 変化は少しずつ、そして確実に訪れます。それをゆるやかに受けとめながら、気持ちよく演じていけばいい・・・そう、演じる。人生を演じること、すなわち本番を こうやって、新しい回路がどんどん開き、流れがスムーズになっていくこと。川の流れの変化のごとく、自然と変化していくのでしょう。 キーワードは、「快」 実は、ずっと深窓に住まうお姫様でもあった(亀姫かも)自分を愛おしく抱きしめながら、明日の朝の始発に乗って宮古島へ向かいます。 本日16日が最終日です。皆様いらしてくださいね → たぶろう宮古島美術展 11月23日~12月16日が最終日です! 9~6時(入館5時半)期間中無休 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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