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テーマ:おすすめ映画(4029)
カテゴリ:大好きです!
めずらしくはまっている役者さんがいます 『篤姫』で、うつけの将軍役を演じた、堺雅人さんです 私にとって、野村萬斎さんの流れをくむ方で、ひやりとする酷薄な感じ、こずるい感じがツボです大好きです 彼の主演作『南極料理人』はすてきな映画でした~ 何だかほのぼのまったり~でもそれなりにたいへんで 8人の癖のある男達が、南極と言う限られた環境&条件の中で1年間共に暮らす・・・この状況を思い切り楽しもうとする者、ずっと準備して来て使命感をもってる至極真面目な者、もうイヤでイヤでどうしようもない者、遠距離恋愛で振られて「もう死んでやる」と外に飛び出す大学院生、淡々と自分の趣味だけにこだわりながら過ごす隊長、バターに執着してこっそり食べに来る者・・・何だかそれぞれが可笑しいやら切ないやら可愛いやらで、映画館も始終和やかな雰囲気でした ふと思えば、私たちだって同じです。 限られた今の環境の中で、それとどう折り合って工夫しながら過ごすか。 合う人合わない人どうでもいい人よくない人がまわりに始終いて、日常生活を過ごしながらいろんなことが展開していく・・・表面上淡々と仕事をこなしながらも、いろいろな、ささいなシーンが印象に残りました。 挨拶するしないでもめかけた二人を、軽く制して流す隊長のしぐさ、一番この生活を楽しんでいるお医者さんが、ここにいたら息子がお金せびりにこないから~とぽろりとこぼす愚痴や、「こんな所来たくなかった(どこかで聴いた台詞)」と逃げ腰のサボりを、真面目が怒り心頭で追いかけるシーンも大笑いで、麻雀に熱狂する中国文化研究会や、ピンポンしたり、誕生日を祝って大騒ぎしたり、バーを開店したり。 その中で、食べることの楽しさ素晴らしさは目にしみて、まさに「食は元気のもと!」と感じました。 堺雅人さんの握ったおむすび・・・美味しそうだったな~ 小林聡美の『かもめ食堂』でも、食べ物が本当に美味しそうで、今回もそうで、そう言えば明日から公開の『プール』も何やら美味しそうな映画です。 食欲の季節に合わせている訳ではないでしょうが、ちょっと嬉しいです♪ →もうひとつのブログつるかめのくらしのそよ風もよろしゅう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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