瑠璃ほぎ日記～遊び&波乗りせむとや生まれけむ～

　　　　　

　雨が続いています。


　身体も冷えて、全体的にちょっと気分が下降気味になります。


　こんな時こそ、先日の「さきたま火まつり」のご紹介


　火はいいです。昔は、焚き火やゴミを燃やしたりと、家庭の中でも火を使うことがよくありました。
　最近は残念ながら、そういった機会がなくなっていますので、久々の生の火は、心の中にまで届き、なんだかほっ・・・とするものがありました。


　この産屋を燃やします。燃やすのは、ご存知コノハナサクヤヒメ様（このお祭りでは、何故か旦那さんのニニギノミコトさんもご一緒です）神主さんが祝詞をあげています。

　　　　　　　　

　たいまつを持った古代装束の人々が円陣となって歩きます。

　　　　　　

　火を見ながら、徐々に盛り上がっていく気持ち・・・

　　　　　　


　　　

　もうもうたる煙をあげてあっと言う間に燃え上がります・・・熱い。本当に熱いのです。見物人は、皆、呆けたように火をただ見つめています。（この感じがとても好きです）

　　　　　　　



　　　　　


　夜空に舞い上がる火の粉と炎のゆらめき・・・こういった時間と空間。
　一年に一度は感じていたいです。


　心の奥底があったまった気持ちで、帰路に着きました