テーマ:今日の出来事(288522)
カテゴリ:商業登記
商業登記簿というのは、会社の基本的な情報を載せているもので
(代表取締役の名前、本店の所在地、資本金など)、 法務局で、誰でも取得することができます(一通1000円)。 コンピューター化されている法務局に本店がある会社なら、 その法務局に行かなくても、最寄の、 やはりコンピュータ化されている法務局から その会社の登記簿謄本を取得することができます。 会社というのは目に見えませんから、 (会社のビルはあくまで建物であり、会社そのものではありませんよね) この商業登記簿により、会社を目に見えるようにしているのです。 ですから、この登記簿にはキチンと現在の会社の状態を 記載しておかなければいけません。 会社が何か手続きをする時に、商業登記簿謄本を求められるケースが 多いですし、登記をサボっていると罰金もかかります。 何が言いたいかというと、商業登記簿はなかなか重要ということです。 で、今回依頼を受けた事件ですが、取締役だった方が、 勝手に取締役を解任させられてしまったという事件でした。 取締役というのは、株主総会で選んだり、辞めさせたりできるのですが、 その株主総会自体が開かれていないのに、議事録だけが作成され、 登記までされてしまったというのが事件の概要です。 そんなこと本当にあるんだ~というような話ですが、 こんなことまで商法は252条という所に規定しています。 それで、実際に登記はどのようにするのかというお話を 書きたかったのですが、長くなりそうなので、続きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 28, 2017 09:33:09 AM
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