テーマ:今日の出来事(288517)
カテゴリ:何とも言えないけど仕事に関係すること
「仲裁」という言葉聞いたことがありますか?
「裁判」でもなく、「調停」でもなく「仲裁」です。 例によってものすごく簡単に言ってしまうと、 すでに起こってしまった事件や将来に起こりそうな事件の解決を 仲裁人という人にまかせ、その判断にしたがうということのようです。 「仲裁概論・調停管理事務」という内容で研修を受講したのですが、 こんな簡単に終わるわけは無く、仲裁法(初めて条文を見ました) についての細かく説明していただきました。 私の理解できた範囲は、 1 手続きが比較的柔軟である。 2 仲裁人が選択できる。 3 非公開である。 4 国際的に通用性がある。 (例えば、日本の裁判所の判決では海外で強制執行できませんが、 仲裁判断なら海外でも強制執行が可能だそうです。) 5 裁判のような上訴という制度は無い。 6 費用は仲裁を受ける人が負担し、仲裁人の費用は1時間当たり3~10 万円とのこと。 7 外国に比べると日本では仲裁事件がとても少なく年間100件ぐらい? ということぐらいでした・・・。 しかしこの調停人養成講座、生まれて初めて聞くような内容が多く、 講義をその場で理解するのも一苦労です。 年明けからは、実際調停の場面を意識した 会話法などのトレーニングになり、苦労はまだまだ続きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 3, 2010 09:07:08 AM
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