カテゴリ:一般民事事件
通常、強制執行をするためには、まず裁判をして、
その判決書を裁判所に提出しなければいけませんので、 簡易裁判所でも半年近くかかってしまいます。 その点、この執行証書は、当事者が公証役場に実印と 印鑑証明書を持っていけば1日で出来てしまいますから、 裁判に比べると経済的で、当事者が協力できる関係にあれば 大変便利な制度です。 当事者がお互いに納得し、法律の専門家(公証人)も間に入れて 書類(執行証書)を作ったのだから、その書類に ある程度の力を認めてもいいだろうということなのだと思います。 ところが、サラ金がお金を貸す時にこの執行証書を作成すると、 この制度趣旨から外れているよな~感じることが多いです。 つまり、執行証書を作らなければお金は貸さないという 関係を前提としているので、納得の上でとか、 合意してといっても、経済的に強制を受けて、 しかたなく作らされている訳です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 13, 2017 04:03:34 PM
コメント(0) | コメントを書く
[一般民事事件] カテゴリの最新記事
|
|