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テーマ:韓国!(16914)
カテゴリ:韓国旅行記
22日目 9月19日(火)
昨晩の船は揺れた。釜山の港を出るまでは穏やかな海なのに、突然揺れだす。立っていられない位。大型フェリーでさえ、こうなのだから、台風がさってだいぶ時間が経ってでさえこうなのだから、昔の人の操船技術はそうとうなものだったのだろう。 外国人の目 日本に降り立つ。最初に食べたのは駅前のカレー。トッピングしなかったら安くついた。美味しい。昼食は鈍行で帰っていた電車が30分ほど止まったので、その間に駅をちょっと出て、スーパーで秋刀魚の蒲焼弁当とぬたの惣菜とビールを買う。駅弁よりもよっぽど旅らしい食事。日本は素材の味をそれぞれ活かし、ひとつの弁当にいろんな味が入っている。素晴らしい。日本に帰ってきた一日ぐらいはすっかり外国人の目になっている私です。 疑問は疑問のままで 行きは約五時間の電車の旅だったが、帰りは約七時間もかかった。交通費は日本は韓国の2~4倍する。早さも高速で飛ばすので、韓国の方が二倍くらい早い。どうして韓国の交通費はこんなにも安くて便利なのか。高速料金はべらぼうに安い。この旅で一度バスが払っている高速利用金を盗み見た。私の払った額ぐらいしか払っていなかった。ひとり乗れば高速料金は払えるのだ。なぜ安く出来るのか。土地代が安いからか。工事費が安いからか。政府の援助があるからか。疑問は疑問のままで残しておこうと思う。 もうひとつ不思議なのは、街の中には異様なほど旅人宿、旅館、モーテル、ホテルが林立しており、客は数えるぐらいしか入っていない。経営が成り立っているのだろうか。モーテルなどは掃除はおそらく家族のみで行なっているのだろう。それでも土地や建物に対する税金はどうするのか。どうして駅の周りにあれほどの数の宿屋が建って成り立つのか。これも疑問のまま残しておく。 鈍行の電車はのんびりしたものだ。私のように弁当を食べる人。たまたま同席した若いお嬢さんとおばあちゃんが四方山話をしている。おばあちゃんは女性が電車を降りたあとずーと眠っていた。 車窓から。 山々がこんもりしていて、なんだかやさしい。韓国は針葉樹が本当に多いのである。 日本って、背の高いビルが少ない。地震の国ならでは。 日本の家は美しい。二階が多いので、屋根を重ねていく構造。家と家はびっしりと隣り合う。庭付きの家はあるが、本当に猫の額だ。日本人は小さい庭を美しく育て上げる。 日本の空は、もうすっかり色が澄んで、秋空だ。丸っこい雲がぽっかり浮かんでいる。 5780円(下関→倉敷)300円(カレー)120円(コーヒー)810円(昼食)340円(バス) 旅の決算は以下の通り。 終わりは始まり。 これからちょっと今晩発つ旅の準備。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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