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テーマ:韓国!(16921)
カテゴリ:韓国旅行2012
城山貝塚は街の南側、工場群の中にある小山の上に展開されている。
工場群を歩くのは初めて。ひとつわかったのは、建物の造りがとても丁寧だということ。このレンガなんか、目地が向こうの方まで全て線が通っている。 ブロックも日本の水準でいうと完璧じゃないけど、釜山の個人住宅のそれとは雲泥の差がある。 この飾りレンガは頑張っている。けれどよく見ると、左の下から8番目と10番目だけ数ミリ寸法が合わなかったのか無理やり入れているので歪んでいる。あとはよく出来ている。韓国の職人は大企業には弱くて個人住宅にはいいかげんな仕事をすると云うことではないか。やれば出来るのにしないのはどういうことか(♯`∧´)。 城山貝塚遺跡は小さな小山の中に資料館が二つもあった。一つは野窯館。製鉄作業所がテーマのもの。 と、思ったら閉まっていた。おいおい。 その上の城山貝塚遺跡物展示館まで閉まっていたら切れるゾと思いながら上がって行った。なんとか開いていた。管理人は1人もいない。建物だけは作るが、あとは野となれ山となれ、これはいつも通りである。 青銅器時代から新羅時代まで営まれた貝塚だったらしい。 赤丸が新石器時代の貝塚、三角が初期鉄器時代の貝塚らしい。なぜか青銅器時代の貝塚の表示がない。上の説明と違うぞ?どちらにせよ、日本のように縄文時代だけに貝塚が集中しているわけではなさそうだ。 昌原市内の地図。赤丸がすべて貝塚である。どうやら保存されたのはこのひと山ある城山貝塚ぐらいで、あとは道路や用地の開発で破壊されたらしい。 この写真のようなひと山削るような、大掛かりな発掘だったらしい。 残念ながら、展示品はあまり見るものがなかった。これは無文土器である。 これは砥石。バリエーション多く出土していた。韓国の磨製石器はこのような砥石が大きく関与しているのだろう。 こういうジオラマもある。ここまで作るのならば、もう少しそれに関係する遺物も展示して欲しかった。 三韓時代の土器群。 三国時代の土器群。 謎の石製品。 城山から工場群を眺める。このように工場地帯が整然と整備されている。 さて、バスセンターに帰ろう。おや、大通りのところに韓国では珍しい駐車禁止を知らせる紙が貼ってある車。罰金は10万w(0.7万円)だそうだ。韓国国民にとっては高いんだろうな。 produced by 「13日の水曜日」碧猫さん お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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