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カテゴリ:ファイナンシャルプランニング
久しぶりにFPっぽく住宅ローンについて書いてみたいと思います。
今現在、住宅ローンは、大きく分けると、従来型とフラット35という新商品に分かれます。 フラット35とは、全期間固定金利商品で、従来型の何年ヶ毎に金利の見直しがある商品 と異なります。 住宅金融公庫の取扱商品です。 では、全期間固定のフラット35が良いかというと、それは人それぞれ違います。 今回は、それぞれの特徴をご説明しながら、住宅ローンを組む上での参考になればと思い、 書いてみたいと思います。 住宅ローンを組む時に、年齢や融資金額、自己資金の有無を問われます。 従来型は、フラット35に比べるとその条件が緩いです。 しかもフラット35は、融資金額の20%を頭金として入れる必要があります。 融資金額2000万円であれば、400万円の頭金が必要となる訳です。 最初の負担が大きいのが特徴です。 また、保証料というお金もあります。 従来型は保障料2万円~5万円程度納めなくてはいけませんが、フラット35の場合は、 それがかかりません。 繰り上げ返済をした時の手数料も取られません。 事務取り扱い手数料と言うものも取られます。 これについてはフラット35の方が少し割高です。 団体信用保険と言うものがあります。 大黒柱に万が一あった場合に、ローンの残額がなくなるものなのですが、 従来型は、月々の返済額の組み込まれていますが、フラット35は組み込まれていません。 自分で加入する必要があります。 このような点が、両者のメリット・デメリットです。 ちょっとまとめてみます。 従来型 フラット35 融資条件の緩やかさ ○ ▲ 金利のリスクがあるか? ○ × 自己負担(2割) × ○ 保障料の支払い ○ × 繰り上げ返済手数料 ○ × 事務手数料 ▲ ○ 団体信用保険 ○ × 早期繰上げ返済の優位性 ○ ▲ ちょっと難しかったでしょうか? 基本的には、金利も大事ですが、住宅の購入にあたってかかる費用は、 目に見えないところで発生します。 ローンを組むにあたっては、色々な人に話を聞いて、選択して下さい。 住宅は人生最大の買い物です。良い住宅を購入するためにも、少しこの機会に 勉強されてみてはいかがと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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