「どこを見て仕事をしている?」
昨日は、昼下がりに、家の近くで予定があったので、
たまたま時間が合い、久し振りに妻と二人でランチをした。
妻は、平日は、銀行のパートをしており、
「ロビーアテンダント」と言う、言わばお客様係をしている。
いつもテーマとなるのは、「どこを見て仕事をしているか?」
(意外と真面目なことを話しています。(笑))
妻の凄いところは、常に「お客様中心」の発想であること。
「来店されるお客様を、いかにすばやく真心を込めてお見送りするか?」
いつもその言葉が会話の中で飛び交う。
実は、出産前までは、正社員だったのだが、
6年前にパートでの勤務依頼を受けた。
ブランクは、約7年あったが、当時、お世話になっていたお客様にも温かく迎えて頂き、
彼女が、いかにお客様のことを想い、仕事をしていたか?
容易に想像がつく。
数年前の話だが、お世話になっている支店で、
お客様への事務対応を迅速にするために、
番号札を導入し、パート社員でありながら、頭取賞を頂いたほどだ。
正直言って、お客様への想いは、私も敵わないと思うことが多々ある。
以前、来店された外国人に、「近くに郵便局がないか?」と問われ、
語学力の無さから、適切な対応が出来ず、当時は、相当悔しい思いをしたようだ。
しかし、次の日には、銀行周辺の英語の地図を作成し、
いつでもその対応が出来るように修正した。
来店された方の待ち時間を快適に過ごしていただくために
ミニ図書館を作ったり、最新の雑誌を用意したり、綺麗な花も置くようにした。
我妻ながら、本当にお客様に喜んで頂くことだけを追求している。
彼女から、ノルマや売り上げといった言葉は、今まで一度も聞いたことは無い。
私自身もお客様本意は、常に意識はしているが、
たまに、自分本意にブレそうになるときもある。
しかし、妻との時間を共有することによって、いつも修正出来ている。
家庭内では、妻ではあるが、大切なビジネスパートナーでもある。
身近なところに凄いマネージャーが存在する。
それは、本当にそう思っている。
いつも、口ゲンカが耐えないが、その理由は私自身がよく分かっている。
それは、私が妻に敵わないからだ。
最後になるが、お客様本意を貫くことが出来れば、必ず成功出来る。
私はその言葉に嘘はないと思う。
中途半端だったり、どこかに自分本位が出てくるから、
成功しないのである。
どこを見て仕事をしている?・・・
皆様は、どう思われますか?
P.S.
今日は、札幌市内で仕事をします。
今日の問いかけ
「どこを見て仕事をしていますか?」