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きょういく ユースフル! ~ 僕は触媒になりたい ~

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2009.03.27
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シリーズ「コーチングを学ぶ」、第6回。 

今回は「意志決定」についてです。

実行することが何より大切であり、実行可能かどうか、
いつ実行するのか、実行を妨げるものはないのかを綿密に検討します。

それを「自分で決める」ために質問をし、意識を高めるのがコーチングです。

おそらく優秀なコーチは本人が「これならできる!」と自信たっぷりの状態にまで
何度かのやり取りを通じてもっていくことができるでしょう。

では、『はじめのコーチング
 ~本物のやる気を引き出すコミュニケーション・スキル
(ジョン・ウィットモア, 清川 幸美 (訳)、ソフトバンククリエイティブ、2003、1600円) 
より、読書メモの続きです。

==============================
『はじめのコーチング』 第9~17章 読書メモ

W:What,Who,When,Will
何を、いつ、だれが、そしてその「意思」)

・「これらの行動案のうち、どれを実行するつもりですか?」

・「いつそれをするつもりですか?」

 相手ははぐらかそうとするかもしれないが、
 上手なコーチならそこでやめてしまうことはない。

・「今後どんな障害にあう可能性があるでしょうか?」

 先手を打っておく

・「ほかに何か検討しておくべきことがありますか?」

 検討し残したことがないと保証するのはコーチの責任

「行動の実行にどの程度の確信を持っているか、
 1から10の点数で表してください」

 「10点をつけられない理由は何ですか?」

・最終的に大事なのは、
最後までやりぬく意思!!

フィードフォワード(次を予想させる質問)

 (例)「次のボールについて、
    動作のどの部分に一番不快感を感じるか質問しますよ」

  →意識化

・本当によい成果を挙げてほしいなら、
 コーチは主導権をとったり、知識をひけらかそうとしてはいけない。

・「今のボールはネットより何cm高かった?」

 正確なフィードバックを得ることにより、
 努力しなくても自己修正が自動的に行われる

==============================

今回のことに関連して、「障害児教育」や「障害者福祉」の中で言われることですが、
「当事者の自己選択・自己決定」ということを思い出しました。

私はこれこそ決定的に大事なことだと思っています。

「教育」がお仕着せではなく、本人の「自己選択」「自己決定」を助けるものになるように、
というのが、教育者としての私の願いです。

つまり、そのために「コーチング」の技法を勉強しているのです。 

ここで書いてあるような「質問」の技法が少しでも自分のものになり、
教示・誘導的な教育から「意識させ、選択させ、決定させる」教育へ脱皮できるよう、
努力していきたいと思います。

 

この後は「チームの成長」について扱っていきます。

もしかすると次回あたりで終わりかも?

では、また次回!






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最終更新日  2009.03.27 17:33:53
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