テーマ:ちょっといい話!(525)
カテゴリ:生活をよくする
昨日はちょっと脱線して、映画ドラえもん「のび太と空の理想郷(ユートピア)」の話を入れ込みました。
この映画、名作です。 未見の方は、ぜひ観てみてください。 では、もともと書いていた鴻上尚史さんの『ロンドン・デイズ』の読書メモに戻ります。 『ロンドン・デイズ』[ 鴻上尚史 ] 【リンクは電子書籍版】 今回が、第4回です。 ↓過去記事は、こちら。 ▼その1 言葉の勉強は、7割が聞くことだ。 ▼その2 くだらないことを思いっきりやることがおもしろい! ▼その3 「常に気をつけていないと、この落とし穴にはまる」 本書の著者の鴻上尚史さんは一流の劇作家であり、演出家です。 鴻上さんは本書の中で、「面白い小説」や「面白い演技」の条件をこう書かれています。 ・面白い小説(マンガ・シナリオなど)を書くためには、 登場人物の「目的」が明確でなければいけない。 ・演技にもこれが応用出来る。 面白い演技をするためには、 「目的」が明確でなければならない。 (p260) さすが鴻上さん、と思いました。 こんなふうに本質を端的にバシッと言い表せるのは、経験を積まれた大ベテランだからこそだと思いました。 僕は、人生の生き方にも同じことが言えると思いました。 目的が明確であれば、面白い人生になる。 目的が明確であればこそ、本気で生きられる。 あなたの「目的」は、明確ですか? 「目的」で僕の過去記事を検索すると、次の過去記事がヒットしました。 ▼工藤勇一『学校の「当たり前」をやめた。』 工藤勇一先生の著書『学校の「当たり前」をやめた。』の目次を見ると、第1章と第2章に、それぞれ次のようなことが書かれています。 第1章 目的と手段の観点からスクラップ(見直し)する (宿題ーただ「こなす」だけになっていませんか /定期考査ー成績を「ある時点」で確定させることに意味はない ほか) /第2章 「手段の目的化」-学校教育の問題 (学校は何のためにあるのか/学習指導要領は何のためにあるのか ほか) 学校が面白くないとしたら、もしかしたら、「目的」が明確でないのかもしれません。 もしかしたら、目的と手段を混同してしまっていて、手段の目的化が起こっているからかもしれません。 「目的」をどこに置くか。 ほんとうに、重要です ▼工藤勇一『学校の「当たり前」をやめた。』 (2021/07/06の日記) ▼米光一成『仕事を100倍楽しくするプロジェクト攻略本』2~対立は必要である。 (2010/02/06の日記) ↑目的が明確だからこそ、対立も生まれるのですよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年03月06日 20時44分41秒
コメント(0) | コメントを書く
[生活をよくする] カテゴリの最新記事
|
|