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カテゴリ:映画の感想
オーストラリアで製作されたクレイアニメです。 1976年、オーストラリアのメルボルンに住む8歳の女の子、メアリー・ディンクル。 メアリーの手紙を受け取ったのは、ニューヨークに住むマックス・ホロウィッツ。 メアリーからの手紙に戸惑ったマックスでしたが、思い切って返事を書きました。
映画の冒頭に「実話を基にした物語」とあり、実話をベースにふくらませた話のようです。 メアリーは容姿にコンプレックスを持っていて、友達がいません。 映画内ではユーモラスに表現されていましたが、改めて挙げると、なんかすごい家庭環境です。 一方のマックスは44歳独身、過食症で肥満体型、そしてアスペルガー症候群(自閉症)です。 そして、2人の周囲についてもユーモラスに紹介されます。 画面の色もメアリーは淡い暖色系、マックスの側は灰色っぽい色で描かれています。
そんなメアリーとマックスが文通を始めます。 こうして月日が経ち、メアリーは大学でアスペルガー症候群の研究で成果を挙げ、結婚して有頂天に。 心温まる交流だけでなく、互いに傷つけあったり、それが生活に影響を与えたり。 そしてラスト、マックスの部屋を訪れたメアリーが目にしたものは・・・ こういう表現もできるんだ、というのを感じた、興味深い映画でした。
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Last updated
May 22, 2011 12:04:45 AM
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