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カテゴリ:2010年末のフランス旅行
(6)アミオ・セルヴェル―上
アミオ・セルヴェル外観 旅行前の最後に訪問予約が入ったドメーヌBはアミオ・セルヴェルである。ワインを直接購入しようとして、まずここに電話を掛けたのは、ドメーヌが直売をしていることを知っていたから。 昔読んだワイナート9号の28ページ、写真のキャプションに「ストックがある限り直販するのが嬉しい」という一文がある。別の方のワイン訪問記では、「アポイントさえとれば、売ってもらえる」という記事も読んだ記憶がある。彼のワインは飲んだ経験がなかったが、いつかは訪れたいところだった。 ミュニエ氏のところから5分ほど歩いて販売所に到着。彼の自宅からは少し離れている。ボンヌ・マールの下を通ってモレ・サン・ドニに続く道が、ここの前から枝分かれしている。 手前が村の中心部。左に枝分かれした道がモレ・サン・ドニ方面。 ほぼ同時に、ご主人のアミオ氏も車でやって来た。建物の外の階段から地下に降り、カーヴに入る。ずらっとワインが並び、試飲もできるスペースになっている。天井は少し低い。 クリスチャン・アミオさん 天井が低くて狭いが趣のある販売所 試飲用のグラス ここではICレコーダーによる録音はせず、メモも何もとらなかった。ご主人の名前すら確認し忘れた。アミオさんと呼んでいたが、ファーストネームはクリスチャンさんだそうです(ワイナートより)。 ミュニエに比べると脱力しきった訪問で、まるでワインショップでのやりとりのようになった。 ワインを買いたいとはっきり伝えてきているので、心おきなく欲しいワインを伝える。 私「2005年のワインはありませんか。アムルーズとか」 アミオ氏(以下、ア)「ないなあ。うーんと、シャンボール・ミュジニのレ・プラントならあるな」 1級レ・プラント。さっきミュニエ氏のところで聞いたばかりの畑。これも何かのご縁かと思い、2本購入する。 私「あとはアムルーズかクロ・ヴージョがいいな。2008年を1本ずつ」 ア「クロ・ヴージョは2008年がない。2000年と2004年しかない」 なんと販売用の在庫がないという。代わりに販売しているヴィンテージが00年と04年で、なぜこの年なのかもいまいち分からない。特級を喜んで買う特級大好きな私だが、集めている08年がないというのは少し残念だ。 私「むむむ。じゃあアムルーズ2本にします」 ア「両方08年でいい?」 私「というと?」 ア「06年もあるぞ」 私「08年より高いんでしょ」 ア「いや、同じ」 おおおっ。価格表に書いていないワインがあると。 私「じゃ、それください(笑)」 購入した4本 4本を紙を巻いてもらった。(続く) =禁無断転載= お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.01.09 10:34:41
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