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カテゴリ:河内遙&宇仁田ゆみ&オノ・ナツメ作品
じゃぁ・・・私が好きになった葉月くんは、どこにいるの?
そう思ってたんですけど、 それらを一気に 解決したのが六花のこの言葉。
島尾のいない世界で この先も生きていかなくてはいけないことが 辛かっただろうに・・・。 でも、彼女は 生きていて・・・。ちゃんと生き続けて来て。 そして 巡り合ったのが葉月。 六花の言葉を 木の上からそっと見守る葉月が色っぽいv 作画がいいです♪ 「ちょっと投げやりで理屈っぽい 仕草も表情も島尾だな」っと 葉月を見ながら思う六花。 情に流されることなく、意外にも冷静な六花です。 っと葉月は 六花の様子から両想いであることを知り 嬉しくなります。。 ホント健気っていうか、可愛いよ!(≧∇≦) 花は咲く時が来たら咲く。春は来るときに来る。 それは 島尾の口癖だったと六花は言いますが、もともとは 六花の質問に困った島尾が、 そんなことを 未だに覚えててくれるのは嬉しいけれど、今の島尾には その言葉は重い。。 花を作る時とき、島尾は花が変化していくことを念頭に置いて作っていた。 島尾もわかっている。もう ここにいちゃいけないと。。 今 涙を見せてはいけないと 睫毛を震わせる六花。 「どうしたら僕は 君から 離れられるのかな・・・」 決して嫌いで別れたわけじゃなくて、お互い好きで好きで ずっと一緒に生きたいと 自分の存在が 今の六花を苦しめているだけだとわかっているのに どうすることもできず この間の心理描写が巧みですね。 まずは 葉月の身体の返却をしようという六花。 そして その後は 「おそろいの骨になるとか・・・?」 心中をほのめかす六花の言葉に そんなことのために身体と貸したんじゃないと 島尾も 本当は六花にそんなことを言わせたいわけじゃないのに・・・ もう みんなホント切ないよね(><)
「こっちにくる覚悟ある?」 「痛かったでしょ?」 後の手当ては この身体に戻って来る奴に頼むといい。 彼だって、決して六花の命を取りたかったわけじゃない。 自分がいなくなることが正しい。。 六花が不本意だろうけど(すでに 心は葉月に向いているのだから) それでも覚悟を そっと葉月の身体から抜けていく島尾。 六花への執着を断ち切った島尾の声は優しく。。それが 本来の島尾なのかな。
自分の身体に戻った葉月は 身体を貸したことで二人にしんどい思いをさせただけ どこまで人がいいんでしょ。。 「ずっと私が気付けなかった ひとりぼっちのあの人のことみつけてくれた・・・」 身体をはってまで そのことを知らせてくれて・・・ 葉月は自分が唯一 六花と島尾の記憶の一部を共有できる人間であることをアピール。 この言い方、好きだわwww 顔が近いと照れる六花に 「それはこういう予定ですから・・・」って ついでに結婚の予定まで 進めておこうとする葉月でしたが、六花の首に歯型がついてる 大人しく消えとけよ!! 腹を立てますが、コレから先の時間は自分が占有するのだからと・・・ 歯型の上を舐めるとは 葉月もやりますv 島尾の骨も 味見程度なら一緒に舐めてもいいと囁く葉月。 つまりは 島尾のことも含めて 彼女を丸ごと受け入れるってことですよね。 死ぬまで生きていく この奇跡。。 「好きです・・・」
そして 43年後。。 この非情にも 幸せだった期間がぶっ飛ばされてるところがなんともねwww 幸せだった二人の軌跡が 写真に一杯溢れていて。。 葉月はずっと死ぬまで 六花ちゃんを大事にしたんですね。
それなのに・・・なぜか まだ浮遊してる島尾www
彼には島尾が視えてます。 島尾は 男の子に 二つお願いをします。 生前、二人は島尾の部屋をそのままにしてたんですね。 もう 気にしないことにしたのかもだけど。 島尾は 葉月もいなくなったってことで 全ての未練が絶てたのかな。。 そして もう一つのお願いは・・・ 「僕のこと“おじいちゃん”って呼んでごらん。」 もしかして 娘は あの時の?? それは わからないけど。。
ラストの締め方は 突き放されてしまった感があるんですけど だけど 二人が幸せだったことは十分伝わってくるし、後は番外編で補完ってことで。 原作の4巻を上手くまとめてくれましたね。 最後の島尾の浮遊はちょっと長めだったようですが・・・。 この作品って 大人向けの作品だと思うから(ある程度大人の恋愛を経験して 歳を重ねて 特に主要キャストの3人の方の演技は さすがとしか言いようがなく!
スタッフの皆さんに愛されて出来上がった作品だったと思います。 素敵な作品をありがとうございました!!
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Last updated
2012年09月14日 22時53分02秒
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