アニメの感想入れたいんですが その前に一個 コミックス感想を。。
この作品面白いんですけど、雑誌が3カ月に1冊のペースでの刊行なので なかなか
コミックス化しないんですよね。。
でも 12月からは偶数月の発売になったようなので嬉しいです。
雑誌の方は買う予定はありませんが、早く続きが読みたいですからねv
八雲と助六篇の中盤です。これまでの感想はこちら。
貧乏ドン底二人暮らしの菊比古(後の八雲)と助六。
荒れた暮らしをしてるってぇのに、売れっ子の助六。
菊比古は焦るばかりだ。
ところが、そんな菊比古にも、芸の眼が開く時がやって来る。
二ツ目から真打へ。
上がりっ調子の芸とは裏腹。
菊比古と助六、菊比古とみよ吉、この関係やいかに・・・!?
って ことですが・・・
相変わらず遊び呆けてるのに 落語の人気の方は上昇中で仕事が切れない助六。
一方、真面目にやってるのに菊比古(八雲)の方は なかなか目が出ず・・・
ついつい 芸者のみよ吉に弱音を吐いてみたり。。
ちょっと甘えてる若かりし頃の八雲師匠・・・こんな師匠の姿もあるのかと・・・。
そんな折、鹿芝居で菊比古が弁天小僧を演じてみると、みよ吉の化粧も功を奏したのか
お客の眼は菊比古に釘付け。
いやいや 確かに色っぽいもんね~
四つん這いになってるところや、女物の着物を脱いで足を崩して座ってるとことか
ドキッとするわwww
お客の眼が自分を追っているという経験から 自分の芸に自信を付け始めた菊比古。
それからは 一気に駆け上がったいったようで。
ここらあたりから 八雲師匠の芸風が出来上がって来たってことなんですね~
そりゃ確かに 誰でもマネのできるものじゃないわ。。
師匠だからこそ・・・ですね。。
菊比古の成長っぷリを喜ぶ助六でしたが、彼がいつも助六の存在を頼もしく感じるとともに
妬ましく疎ましくも感じていたのだと知り、「じゃそろそろ頃合いだ」と菊比古との共同生活を
切り上げて出ていくことにします。
この辺りはシビアですよね。
お互い芸事には なあなあにはならないようで。
実力も十分になった菊比古に 真打昇進の話が出始めます。
が、師匠は 行動に問題が多い助六の方は なかなか真打にあげるには骨が折れると
昇進を渋ります。
いろいろと多方面に働きかけて、了解を得ないといけない世界みたいですね。
みよ吉のことは好いていた菊比古でしたが、そろそろ芸者であるみよ吉とは手をきって
ちゃんとしたお嬢さんと所帯を持てと師匠に言われ・・・
ノリ気がしない菊比古でしたが、師匠に逆らってまで みよ吉と一緒にいたいとも思わず。。
仕方なく、みよ吉とは別れる決心をします。
でも みよ吉の方は菊比古にぞっこんなんですよね~~
別れ話を出され、腹を立てるみよ吉
「今度会った時は地獄だ」と捨て台詞を吐いて・・・。
一応、助六も菊比古とともに真打に昇進し、二人のお披露目が始まります。
なんと助六は 初日から毎日違う根多をかけるという荒技をやってのけます。
なかなか実力的にもそんなことはできないらしいです。
千秋楽では 助六のことをよく思っていない会長の十八番までやってのけて・・・!
稽古を付けてもらってもいないのに 勝手に師匠クラスの十八番根多をやることは
ご法度のようです・・・。
が、助六の落語は大人気で お客さんは大喜び。
お披露目は大盛況を収めます。
とは言え、師匠からはお小言が・・・。
客が喜んでくれたことが一番の助六は ついつい自分の思っていること 「落語は時流を
読んで変わらなければいけないところもある」という考えを口にしますが、
師匠は「落語は代々伝えていくもの」であり、助六のやり方はそれを壊すモノだと・・・。
つい 「そんなだから師匠の落語は古い」と口走ってしまう助六(><)
師匠は腹を立てたついでに 「自分は八雲を継ぐ」と吹聴して回っていた助六に対し
「八雲の名前はお前のような奴には継がせてたまるか」と、菊比古に継がせるのだと。。
「お前のように品のない野郎にはやれる名前じゃねぇ」と言われた助六は 咄嗟に師匠の
着物に手をかけてしまいます。。
ますます師匠を怒らせてしまい、助六はそのまま破門に。
それまで ずっと八雲の名前を継ぐことを目指してきた助六はショックを受けます・・・。
そんなときに 菊比古に振られ自暴自棄になってみよ吉とバッタリ。
これでどうやら二人は 関係を持ってしまうようですね。。
ふ~~ん そういうことだったのか。。
次巻は 八雲と助六の過去編のクライマックスだそうです。
でも また1年空くんですよね(^^;
せっかく面白いのに 長いなぁ・・・。