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カテゴリ:こころ
今日は疲れました もう ヘトヘト です 旦那様の協力の下 綺麗になった部屋で ぼーーっと座っていると 感じる事は 時の流れです
28日もゆっくりと終わろうとしています 時の流れって 本当はいつも一定の筈なのに 自分の心の持ち方ひとつで 随分と速さが変化するようです
今年も あと 3日と少し・・・
若い頃の仲間との カウントダウンパーティー 旦那様と初めて一緒に過ごした大晦日の夜 子供と一緒に除夜の鐘を突きに行ったり 日付が変わるや否や初詣に行ったり・・・
人間 永くやってると 色々な 大晦日~元旦 の思い出があります その中で 一番 心に残っているのは やはり 父の傍で迎えた新年です
父は胃癌が肝臓に転移した末の多臓器不全で 62歳と云う若さでこの世を去りました 頑なに自宅療養を望み 自宅での毎日を送っていました 母は 父にずっと寄り添って看病していました 母が看病疲れで倒れてしまわないか とても心配でした
当時 私は会社務めをしており 週末に車を飛ばして実家へ帰る生活をしていました でも 日を追う毎に これではいけない と決心 3ヶ月の看護休暇を貰い 父が亡くなるまでの2ヶ月の間は 24時間 母と交代で 父の傍らにいました クリスマスまで持たないと云われていましたけど 父はとても頑張ってくれていました
夜は 母に休んで貰う為に 私が担当でした 父は静かになるのが不安だったのでしょうか 夜中 TV と電気を点けていました
痛みの為に眠りが浅く マッサージをしてあげると すーーっと眠りに落ちていくのですが マッサージの手を止めるとすぐに目覚めてしまいます なので 私は 夜中 殆ど 休むことなく 父が眠りについていても ずっとマッサージを続け 早朝 母が起きてきたら 交代して 私が3~4時間眠る そんな毎日でした
その状況の中で迎えた大晦日の夜 いつものように私は父のマッサージをしながら 父の寝息と 除夜の鐘を聞きながら 静かに 新年を迎えたのでした それは 静かに・・・ 本当に 静かに 刻まれていく 時の流れでした
父が亡くなって もう 何年も経ちますが 今でも 一番 強く 心に残っている 新年の幕開けです
こうやって いよいよだなぁ って 新年までのカウントダウンをしていると 今でも 一番に あの日のことが蘇ってきます
時の流れの中では 今日の続きの明日でしかない大晦日~新年ですけれど 一期一会です 2度と来ることのない一瞬の時です 後悔することのないように 大事に迎えていきたいと思っています
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