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みんなを幸せにする企画・企画書を作りましょう!

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2007.11.08
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それは“なぜ”なのか、理由がわかることで、見えてくることがある。
あたりまえと思っていることでも、“なぜ”当たり前なのかはわからないことがある。
そんな“なぜ”を、日常の世界から探し、考えることで、企画や企画書づくりのヒントにしようというのが、このシリーズの趣旨。
しかし、この、“なぜ”のその探究には、著者なりの主観や直観、推測、憶測、感覚、本能、そして何よりも企画マンとしての資質が含まれている。
なので、読者の方は、ここに書かれていることを簡単に信じないで、自分なりにとらえ、解釈、思考、分析してから、自分の意見として採用するように。

●なぜ、子どもはすごいのか?

何が大切なことか、わかりやすく大人に教えてくれるからである。

<見方>
私の小4娘を担任する40代後半の先生は、今までに出会ったことがないほど優れた先生である。
春の家庭訪問のとき私は家にいたので、先生と少し話をしたが、そのときはこれほどとは思いもしなかった。
先生がどの程度、意図的であるかどうかはわからないが、親を感動させてしまうことをする。
この先生は何を大切にしているかが、親が家にいながらわかってしまう方法でまさに攻めてくる。
先生は、紙の新聞を作るのも好きだが、DVDを活用する。
例えば、先生は、教育実習の大学生の実習期間が終わるときに開催したお別れ会をビデオで撮影する。
それを先生自ら、多分自宅のパソコンで編集して、DVDディスクに焼く。
多分、先生の持ちだしであろう。
それを、学校でみんなで見るのではなく、生徒全員に配る。
そうすると、子どもは家に持って帰るから、家庭で見ることになる。
お母さんがみていたら、お父さんが気付く。
そうやって、私は見ることになる。
そこには、いすとりゲームをして負けた子はみんなの前で自分の芸を発表して笑わせ、最後には実習の先生へ送る言葉を全員が1人ずつ発表するのである。
これを見ていると、クラスにはどんな子がいるのか、1人ひとりはどんな子なのか、クラスはどんな雰囲気なのか、今の小4はどんなふうなのか、そして、先生は子どもに何をさせたいのかが手にとるようにわかる。
そこには、親がいることをどうしても意識してしまう授業参観では見ることができない、子どもたちの生の姿を見ることができる。
こんなビデオは見たことない。
あるいは、子どもの誕生日には、色紙にクラスみんなからの寄せ書きをして、その子にプレゼントする。
子どもは、それを家に持って帰るから、親は見ることができる。
(といっても、子どもは母親には見せるが父親には見せないので、父は母から聞くことになる<悲>)
私は、カミさんから見せられることになる。
書いてあることは、「おめでとう」などありきたりの言葉が多いが、先生からの通知表での評価とはまったく違うやさしい言葉もある。
もらった子どもは、とてもうれしいだろう。
自分という存在をおもいっきり認めてもらっている。
いつまでもとっておく宝物になる。
親が見れば、ああ大丈夫だな、と安心感をもてる。
そうした中で、先生の子どもへの思い、子ども同士をどう接するかを考えていることが、よく伝わってくる。
そして、この色紙には、もう1つ仕掛けがある。
色紙の裏に、子どもに自分のことを書かせるのである。
私の娘は、将来なりたい仕事についてこう書いていた。
「みんなを幸せにする仕事をする」
思わず、目を見張ってしまった。
どこからこんなすごい言葉が出てきたのか。
そんなことを私は教えたことはない。
私が見たことを知らない娘には、あとでうまいタイミングをはからいながら、クイズをしているときに、「みんなを幸せにする仕事って何?」というクイズで聞いみた。
「あ」と言いながら答えた職業は普通であったが、「みんなを幸せにする仕事をする」は「自分で考えた」という。
どこで、どうやって自分で考えたのか、ついにはわからないが、色紙という手段がこの言葉を書かせたということもあるかもしれない。
それにしても、この色紙企画である。
先生が色紙の企画を考え、娘やクラスが反応し、そして親が感動してしまう。
色紙という単なるボードが、このときかけがえのないものに変わる。
そして、娘のわかりやすい言葉は、私のビジネスのコンセプトそのままなってしまった。
普段言っていることは同じであるが、私が言葉にしているよりも、はるかにわかりやすく、インパクトがあるではないか。
こういうとき、子どもに感謝できる。
同時に、先生にもね。

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有限会社リレーションメイク 羽切 徳行

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最終更新日  2007.11.08 07:35:19
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