カテゴリ:「共」育
この日記で書いた私の出前講座に対する、
小学生の皆さんのアンケートを1月下旬にお送りいただいていました。 このところ、東京へ行ったり、ばたばたしており、 ようやく整理することができました。 長くなりますが、できるだけ、原文のまま、いくつか引用します。 設問は、以下の通りです。 (1) マラウイは、どんなところだと思いますか? まだ私が話す前、会の冒頭に書いてもらいました。 (2) ワークを終えて、どんな気持ちですか? 会の終盤に、2人1組で、あるワークをしてもらいました。 (3) 今日のお話しを聞いて、気づいたことやわかったこと、質問など、自由に書きましょう。 ≪5年生 女子≫ (1) 貧しくて食べ物も住むところもないところ (2) ほめられたり、ほめたりすると、 自分もとてもうれしいし、相手もうれしい気持ちになる。 (3) マラウイのみんなは、少し貧しいけれど、 みんなでやさしく助け合い、とてもいい国だと思った。 子どもたちみたいに、お手伝いを進んでするというのは、 とてもいいことだと思いました。 日本もそういう風だといいと思いました。 ≪5年生 女子≫ (1) まずしい国。自然がゆたか。 (2) 思っていたことをいえてよかった。 相手の人が自分のいいところをみつけてくれてよかった。 (3) まずしくても人を思いあったり、たすけあったりしていることをしって、 マラウイの人たちはすばらしいなと思いました。 マラウイの人たちはとても勉強が得意なことを知って、 びっくりしました。 マラウイの人たちは教科書やかばんがないことをしって、 これからは自分の物やみんなの物を 大切につかっていこうと思いました。 食べ物ものこさず、すききらいをせずにたべていこうと思いました。 これからは人と人のちがいをくらべずに ともに思いあっていこうと思いました。 マラウイの人たちのように、心が広い人になりたいなと思いました。 ≪6年生 男子≫ (1) あまりうかばない。 (2) ほめられたら、自分の気づかない、 人からの考えがわかって、うれしかった。 また、ほめるのもいい気持ちになった。 (3) ぼくたちがあたりまえのほうにしていることが(洗たく、料理など)、 どれだけ大変なのかがわかった。 だから、日本にいることをしっかり思い、 マラウイの人たちの気持ちもわかっていきたい。 (質問)・貧しい人たちのために、自分たちにできることは? (小さなこと) ・日本に帰って、最初に思ったことは? ≪6年生 男子≫ (1) 自然が多いと思う (2) 心があったかい。感動。 (3) けっこう貧しいところもある。 マラウイのために、自分たちは何をすればいいですか? マラウイの人たちはいい人ばかり。 毎日おふろに入れることは、とてもありがたいと思うべきだ。 ≪6年生 女子≫ (1) しぜんがおおくて、どうぶつがたくさんいそう。 (2) ちゃんとよく私のことを見ていてくれるんだなぁーと思いました。 うれしかった。 (3) せかいには、ゆうふくの国、まずしい国、 それぞれいろいろな国があることをしった。 でもマラウイの人たちはきっとゆうふくな人たちよりやさしい、 すばらしい人たちだと思いました。 ≪6年生 女子≫ (1) 日本とはちがって、あまり発展していなくて、 あまりゆうふくじゃないと思う。 (2) 言われるときは少しはずかしかったけど、楽しかった。 (3) やっぱり、あまりゆうふくな国ではないけど、勉強をたくさんしたり、 とても心がひろくて優しい人ばかりなんだなと思った。 日本は平和でゆうふくな国だけど、 マラウイみたいな心のひろさはあまりないと思う。 日本とマラウイが仲よくなって、日本ができることをしてあげたい。 ≪6年生 女子≫ (1) けして、ゆうふくな国ではないと思います。 平きん(寿命が)40才ぐらいなんて、早死にしそう。 (2) 良いことをいわれることは、とても、きもちかったけど、 いうのは、正じきハズカしい!! (3) 私だったら、ごはんをもらえなくて、泣くと思うけど、 あの子は本当に強くて、やさしい子だと思いました。 マラウイの人は、とてもやさしい方が多いのですね。 私もいってみたいです。それにしても日本人は弱くて、 やさしくないということが、あらためてわかりました。 私もマラウイの人のように、強くてやさしい人間になりたいです。 みじかい間でしたが、とてもいい勉強になりました。 私も、マラウイの人が好きになりました。 マラウイファンクラブってありますか? Zikomo Kwambiri! 以前にもご紹介した通り、この学校は毎年、 協力隊OVを講師に招いてくださっているほか、 韓国、オーストラリア、ブラジルの学校との文通、 留学生との交流など、国際理解に力を入れているそうで、 国際理解委員会もあるそうです。 担当の先生が、事前に何度もご連絡くださり、 事前資料として手書きの新聞を用意してくださったり、 あいさつやありがとうの練習をしてくださっていました。 平均寿命のお話は、校長先生が、最初にしてくださいました。 もちろん、先生方が模範解答を選ってくださったのだと思いますが、 何人かは、私の伝えたかったメッセージを感じ取ってくれたのかなと、 うれしく、励まされました 小学生だけに素直で、私の主観が伝わりすぎてしまったかな、 と、反省もしております。 何人か、質問をくれました。 そのお返事を、小学生のみなさんに伝えたいと思い、 書く間、改めて自分自身、整理するきっかけにもなりました。 貴重な機会を、ありがとうございました お返事が遅くなって、ごめんなさい 今日もぽちっぽちっと応援ありがとうございます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 11, 2009 11:52:23 AM
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