授業参観続きです。
午前中が楽しい授業参観だったので、5時間目ものぞいてみることに。
二人とも音楽の時間。
昇降口が近いからという理由でれんれんのほうを覗いてしまった。
そう、しまったのだ・・・
みんなが、前を向いた音階で歌っている中、
れんれんは後ろ向きで、父兄のほうを眺めている。
しかも、机の上には何にも出てなくて、なぜか手には雑巾を止めるでっかい洗濯ばさみ。
時々、それを口に持っていき…
後ろ側の入り口から覗いた私に気がついて、慌てて前に向き直るれんれん。
私はすかさず前の入り口に回り、監視(笑)。
廊下から口パクで、
「きょうかしょ、きょ・う・か・しょ。リコーダー、り・こー・だー・」
ジェスチャーで、教科書を開くようすと、リコーダーを持っている様子…
を必死に伝えたが(回りで見ている人がいたらさぞ可笑しい…私)、
普通に廊下の私に向かって、「いいのいいの」という。
それをにらみを効かせて却下。
面倒くさそうに教科書とリコーダーを出し始める。
リコーダーは超苦手。
指先にうまくちからが入らず、小さな穴が押さえきれない。
だからと言って、逆さにくわえてみたり…
みんなが吹いてても手にぶらぶらさせてみたり…とひどすぎる。
ふか~い、海よりも深いため息。
ちびまるこちゃんでよく見る、顔に斜めの線がいっぱい入ってる状態。
それから次第に、自分から湯気がでていて、沸騰している感じがわかった。
出来ることなら「いいかげんにしなさい」と怒鳴りたい(笑)
出来ることなら「具合が悪そうなので早退させます」と連れ去りたい(笑)
先生もなかなかフォローができなさそうで…
そりゃそうだ、自分も吹いて教えているんだからねえ。
どどど…っと疲れて、顔が疲れた・・・
こりゃ、まーちゃんの立派な姿(?)で癒されないと気がすまない。
行くと音楽は終わってしまって、帰りのお支度をしていた。
てきぱきと動いている~それだけで感動。
「音楽係さんなんだね、先生のお手伝いをしっかりやっていたよ~」と
お友達のママが教えてくれた。
れんれんのことを話すと、
「わかる~。もう、すっごい形相で見ちゃうよね。うちも長男がさあ~」
と言われ、熱湯が冷めていく感じ。
しかし、ひとりひとり個性が違うといっても、
同じところで同じ親に育てられいるのになあ~としみじみ不可思議な感じ。
一日授業参観だと、子どもも素がでる。
午前中のみの参観がおススメです(笑)