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Manachan's World-東京下町日記

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2005年06月30日
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カテゴリ:大連の暮らし
大連に来て以来、これまでの人生で例をみない頻度で、タクシーを利用するようになりました。いちいち数えてるわけじゃないけど、少なくとも1日平均1回、月平均30回は、利用してるんじゃないかな。

日本に住んでいた頃は、自腹を切ってタクシーを使うことなど、ほとんどありませんでした。私の貨幣感覚からみて、「運賃が不当なほど高すぎる」のがその唯一の理由で、たとえタクシーしか交通手段がなくても、4~5kmの距離であれば、たいてい歩いていたものです。

ただ唯一の例外は、福岡に転勤していた頃で、当時は転勤手当等で懐がリッチだったし、中洲や天神の町で深夜まで痛飲することも多かったので、飲み食いした後、「どうせ千円かからんもんねー」と、いつもタクシーで家に帰っていたものです。

大連に来ると、福岡時代よりもさらにタクシー利用頻度がアップしました。とにかく、この街はタクシーが多い。家を出ると、そこにタクシーが何台も止まって客待ちしているし、仕事がひけてオフィスを出た途端、そこにもタクシーがうじゃうじゃ・・・特に急ぎの時など、これに乗らない手はありません。

大連のタクシーは、1997年からドイツ製の「サンタナ」に統一されました。初乗り運賃は8元(104円)、3kmまでその値段で、それ以降は200メートルごとに0.4元(5円)づつ上がっていきます。それほど大きくない街なので、たとえ大連の端から端まで移動しても、30元(390円)程度で済みます。私の家から会社までは、道のりが3km行くか行かないかなので、初乗りの8元か、多くても8.4元(109円)で済んでしまいます。

大連のタクシーで良いと思うのは、値段が安いことに加え、運転手が比較的正直でボラないことです。私がこれまで乗ったタクシーで、メーターを倒さなかったり、不当な額を請求されたことは一度もありません。ただ運が良いだけなのかもしれませんが・・・但し、空港で客引きしているタクシーは別で、ボッタクリの白タクばかりなんだそうです。空港では、客引きの連中は無視して、所定のタクシー乗り場で拾いましょう。

あと、「早く目的地に着く」こともありがたい。大連ではまだ、一般にクルマが普及していないこともあって、渋滞といってもタカが知れています(但し、車の数は爆増中ですから、数年後には渋滞しそうです)。加えて、ここは完全な「クルマ優先社会」。横断歩道なんて有名無実、信号も少ないうえに、タクシーが横断中の歩行者を見ても絶対に減速せず、クラクションを鳴らして蹴散らしますので、とにかく、早い早い!あっという間に、目的地に着いてしまいます。

但し、困ったこともあります。ほとんどのタクシーが、日本では考えられないほどの乱暴な運転をする「暴走タクシー」なのです。信号無視こそ滅多にありませんが、無理な割り込み・幅寄せ(罵り声つき)、猛スピードでの逆車線走行は朝飯前です。

私が特に危ないと思うのが、線路の手前や住宅街に設置されている段差(バンプ)付近の交通です。そもそも段差は、走行中のクルマを減速させるために設けられたものだと思うのですが、実際問題として、ここで減速する正直者は皆無。どの車も60kmくらいのスピードを出してますから、減速せずに段差に差しかかると車体が大きくジャンプしてしまい、危険です。そこで、彼らがどうするかというと、

段差を避けるために、反対車線に大きくせり出して、猛スピードで走り抜ける

のです。これは、かなり危険な行為なんですが、観察したところ、100人が100人とも、こんな走行をしています。だったら、段差なんか最初から設けない方がいいのに・・・

運転手の気質の問題もあります。私の乗った範囲でいえば、運転手の70%くらいは、のんびり、おっとりしていていい感じなのですが、残りの30%は、いつもセカセカ、イライラして、トロい歩行者を見ると罵声を浴びせる、逆車線を走行するタクシーとニアミスする・・・「こんな奴に、生命を預けているのか」と思うと、ぞっとすることも時にあります。

実際、大連では接触事故がむちゃくちゃ多い。先日などは、家と会社の間のごく狭い範囲だけで、一日3件もの接触事故現場を目撃しました。こんなことは日常茶飯事なので、ニュースになどなりません。もっとも、生命に危険のある大事故はあまり起こらないという話ですが、真偽のほどは、分かりません。

あと、雨の日に、タクシーを拾うのはかなり難しいです。晴れている日は、みんな値段の安いバスに乗るので、タクシーが供給過剰になって、街中どこに行ってもタクシー客待ちしているのですが、大雨が降ったりすると、誰もがタクシーに乗りたがるので、どのタクシーも、先客がいて拾えない・・・

こんな時は、にわかに「乗り合いタクシー」が復活します。要するに・・・先客がいても、かまわずタクシーを止め、運転手に行き先を告げて、もし先客と同じ方向だったら、相乗りさせてもらうのです。その場合、運賃は運転手との協議で決まります。昨日は大雨だったので、私もこの「乗り合い」を使って、なんとか会社にたどり着くことができたのです。

大連のタクシーライフ・・・これからも、いろんなドラマがありそうです。





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最終更新日  2005年06月30日 08時24分11秒
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