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カテゴリ:大連の暮らし
ここ大連では、夜の9時から15分間、町の身近な話題を取材する、「城市発現」という番組があります。今日の特集の一つは「立ちション♪」・・・町の「立小便の名所」といわれる川沿いに隠しカメラを設置して、立ちションする男性の姿を(もちろん顔をモザイクにして)映す!というものでした。テロップは、「この人たち、みんなイケてないよね(○些都是不講究的人!)」。
とはいうものの、大連に関していえば、私が立小便の現場を目撃することは、あまり多くないです。少ないとも言いませんが・・・とにかく、痰を吐く人の数に比べて、立小便をする人が相対的に少ないことは事実です。おなじ人間排泄物でも、痰を吐くことは平気でも、立小便することは恥ずかしい、という心理が働いているのかもしれません。 ですが、日本人と比べて少ないのかどうかは分かりません。日本は、欧米諸国に比べると立小便に寛容な社会だとは思いますが、中国と比べると、どうなんでしょう???かなり昔の話になりますが、台湾で「サヨナラ再見」という、内容的には「日本叩き」の色彩の濃い中国語小説を読んだのですが、そこで、「日本人の野郎は立小便を平気でするけど、我々中国人はそんな恥ずかしいことはしない!」みたいなことが書いてあったのを思い出します。私の率直な感想として、中国人は日本人のことをとやかく言えるほど、立小便をしない民族なのかな?というと、疑問なしとはしません。 ですが、先に述べたTV番組は、「都市の美化や環境の観点から、立小便をやめよう!」という論調でした。今後環境意識が高まれば、立ちション自体も、過去の話になるのかもしれませんね。 最後に、これまで一番インパクトのあった立ちションの話題をひとつ・・・旅順にある「老鉄山温泉」の露天風呂に行った時のことです。私は湯船につかった後、お湯から上がって、しばし気持ちよくまどろんでいました。しばらく経って目が覚めて、ふと横目をやると、なんと、湯船の隣りにある側溝で、中年男性が勢いよく立ちションしているではありませんか!! 例の湯船と側溝とは30cm位離れているので、小便が温泉に混入することはまずないと思いますが・・・でも、お風呂場で小便するのは止めて欲しいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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