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カテゴリ:大連の暮らし
今日、在外選挙人登録なるものをやってきました。在外選挙人登録とは、海外に住む日本人が、日本の国政選挙(現時点では衆参両院の比例代表選挙のみ)に投票するために必要な手続きです。
思い起こせば数日前、郵政民営化法案が参院で否決されて、それで小泉首相が衆院解散、9月11日総選挙、に踏み切ったわけですが、そのニュースが入ってきた時、「あー、そーいえば、まだ在外選挙の登録やってなかった」ことに気づいた、というわけなのです。 大連の場合、登録手続きは森ビル3Fにある在瀋陽日本国総領事館大連事務所で行います。今日、朝一番で領事館に行ったところ、ビルの1Fからすでに在外選挙登録を呼びかけるポスターがいくつか貼ってありました。3Fに上がり、事務所に入るとポスターの数がさらに増えていました。大連では、在外選挙人登録に力を入れている?のかもしれません。 手続き自体は、10分ほどで終わりました。パスポートと居留証を見せて、受付用紙に必要事項を記入して、日本国内で最後に住んでいた自治体の選挙管理委員会へ、受付用紙を郵送すればそれでOKです。但し、登録には2ヶ月ほど時間がかかるようで、今回の衆院選挙には間に合いませんが、その次からは大丈夫ですね。 余談ですが、領事館にいた守衛さんと、受付の女性(どちらも中国人)に、「選挙人登録に来ました」と告げた時、尊敬に近い眼差し♪を受けたような気がしました。「ああ、選挙人登録ですね。どうぞどうぞ。大歓迎です~」みたいな。まー、別にそんな偉いことしてるとは思わないんだけどな。でも悪い気はしませんでした。 日本全国の有権者数が、約1億人。そのうち、投票率60%とすると、6千万人。私の一票は、全体の6千万分の1にしかなりません。私は魔法使いじゃないから、私の望むような政局の変化を、すぐに起こせるわけではありません。一生投票し続けて、それでも何も変わらないかもしれません。「ま、変わればラッキー♪」みたいな感じで考えています。それでも中国のように、国民が政治家を選べる状況にない国から見ると、選挙権があるだけでもラッキーで、それを行使しないとソンだよな、という気もします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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