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Manachan's World-東京下町日記

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2005年08月19日
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カテゴリ:大連の暮らし
Dalian Autumn

ここ大連では、数日前に来た台風が、夏の暑気を追っ払ってくれたようで、昨日、今日と、秋らしい澄み切った青空が広がり、涼しい北風が吹いています。ここ2ヶ月間、私たちを悩ませてきた暑い夏とも、いよいよお別れなんでしょうかねえ?でも、残暑がぶり返しそうな気もするな・・・

大連は北国なので、秋は短く、2ヶ月余りで終わってしまい、その後は長い冬になります。冬になると、日中でも気温がマイナスという日々が3~4ヶ月ほど続きます。したがって、大連の家という家では、室内暖房がフル稼働します。北海道と同じく、大連など中国北部の都市では、セントラルヒーティングや床暖房が完備され、冬の間、室内は半袖で過ごせるほど暖かいのです♪

それはいいのですが、問題は、中国の都市では暖房に石炭を使うのが主流ですので、冬場は煤や煙で空気が悪くなります。また、暖房費もバカになりません。

最近は、「エネルギーをどのように節約するか?」という新たな問題が出てきています。東京電力の資料によれば、中国は近年の経済発展に伴いエネルギー使用量の増加が著しく、すでに米国に次いで世界第2位のエネルギー多消費国になっています(※日本は4位で、消費量は中国の半分以下)。特に都市部や工業地帯では電力不足や大気汚染が深刻になっているので、いかにして、エネルギーを浪費しない経済社会をつくっていけるかが、中国全体の懸案なのです。

この間は、山東省の済南で毎夏行われる、「雪と氷の祭典」という行事を止めるべきかどうか、というテーマのラジオ討論がありました。済南という土地は、夏場はむちゃくちゃ暑くなります。40℃にも達する酷暑のなか、会場内をマイナス20℃くらいに冷やすには、膨大なエネルギーが必要となります。今のご時世、そんなことをやるべきかどうかが、討論の話題にものぼるわけです。

その他、住宅に関しても、エネルギー効率改善の余地が大きいようです。どこかのラジオ番組で聞いた話ですが、いま大連にあるマンションを、すべて北欧式の省エネ住宅に改造したならば、60~70%ものエネルギー節約効果があるとか(詳しい数字は忘れましたが・・・)、あと、「マンションの一区画にトイレ・バスルームが二つも必要だろうか?」みたいなことも、時々討論されます。

そういう難しい話は置いておいて、ライフスタイルの視点でみれば、いまの大連は、エネルギー節約型の都市だと思います。この都市では、まだまだ自家用車を持つ人が少ないですから、普通はバスや路面電車など公共交通機関を使いますし、それで全然不便はありません。また、それほど大都市でもないですから、ほとんどの人は職住接近で、バスや徒歩、自転車で通勤する人がほとんどです。

それでも、近年は生活水準の向上に伴って、自家用車の売れ行きが爆発的に伸びているようです。これから、誰もがクルマに乗るような時代を控えて、それでも省エネ型の都市でいられるかどうかが、問われてくると思います。





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最終更新日  2005年08月19日 18時08分35秒
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