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Manachan's World-東京下町日記

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2009年12月02日
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いまの職場で、台湾を担当することになって以来、中国語(北京語)の使用頻度が目に見えて増えています。

最近は、英語よりも、中国語での電話会議の方が多く、かつ時間も長いという状況です。台湾だけでなく、中国(大陸)との電話会議も時々あるからです。

私の勤め先はドイツ企業のはずなのに、ドイツ語より韓国語の使用頻度の方がずっと高く、さらには、英語以上に中国語を使う・・・なかなかアジアンな言語環境です(肝心のドイツ語は、全然覚えません)。

私は、もちろん英語もできますが、中国語の方が、ずっとウマが合います。自分が一番自然体でいられて、楽しく、かつ生き生きしているのは、中国語をしゃべっている時です。

私の前世は、きっと中国人だったに違いありません。そして、生まれ変わるとしても、たぶん中国人になると思います。

だから、台湾や中国との電話会議が、楽しくて仕方ありません♪




ところで、中国や台湾の人は、概して、英語が苦手です。

東アジアの、日本、韓国、中国、台湾の人は、もちろん顔もよく似ていますが、英語で電話会議をした時の反応もそっくりです。

英語が苦手な東アジア人は・・・黙るか、聞かれたことしか答えないか、なんでもYesと言うか、薄笑いを浮かべる、というのが典型的なパターン。

そして、英語が少しだけ得意な東アジア人は・・・時として、やたら攻撃的な口調になったり、相手の話を聞かなかったり、途中でさえぎったり・・・みたいなパターンが散見されます。

これは、英語は一応しゃべれるけど、言葉のキャッチボールをするだけの英語力がない人に、よく見られる現象です。「英語の達人とは、英語で相手を言い負かせる人だ」みたいな誤解も、東アジアには結構多いような気がします。

そんな人たちの上司が、英語しかしゃべらないアングロサクソン人だったら、どうなるか?

上のようなコミュニケーションは、英語圏アングロサクソン文化では、かなり嫌われます。黙っていれば、阿呆だとか、何も考えてないと思われるし、攻撃的な口調になったら、これまた嫌われるし・・・。

英語を通じた、コミュニケーションがうまくいかないために、実力の割になかなか評価されない東アジア人は、きっと多いはずです。今回、私が担当することになった台湾人の部下も、どうやら、そんな感じです。

彼の上司は、これまでずっと、英語圏の人でした。英語しかコミュニケーション手段がなく、電話会議も滅多に行われないなかで、両者の間に、いろんな行き違いがあったようです。

そして今回、私が、新しい上司となりました。私は日本人ですが、中国語もしゃべります。電話会議も、全部中国語です。すると今度は、彼の口から、泉から湧き出るように、次々と言葉が出てくる、いろんなアイデアが出てくる、ものすごい饒舌!

中国語でのコミュニケーションを通じて、彼はやる気溢れる、有能な人材だということが分かりました。前任者の評価は、その正反対でしたから、これまで、どれだけのコミュニケーションロスがあったのか、想像に余りあります。




英語環境での評価は低くても、中国語環境では、高い能力を発揮する人材がいる・・・これを発見した私が、中国北京のマネジャーと組んで次に仕掛けたのが、「中国と台湾のコラボ」でした。

台湾と同様、中国大陸でも、ITスタッフの平均的な英語力は高くありません。かつ、彼らの上司が、これまで英語圏の人だったこともあり、中国と台湾のスタッフが、中国語で情報交換し、生産的に協業するという発想はありませんでした(無理やり、英語を使っていたんですよね)。

でもよく考えれば、台湾人も、中国大陸人も、北京語のネイティブであり、コミュニケーションギャップはほぼ皆無。東京人と大阪人が、日本語で電話会議するように、彼らも中国語で電話会議すれば、英語を使うのに比べ、ものすごく生産的になるはずです。

そこで今日、台湾海峡をはさんで、台湾と中国大陸のITスタッフが電話会議を行いました。自己紹介から始まって、お互いの現場で、直面する課題をいくつか挙げ、そのアプローチや解決策を、一時間余りにわたって話しました。もちろん、すべて中国語です。

お互い、同じ言語を話し、この会社で何年も働いていても、台湾と中国のスタッフは、お互いに面識がなかったりして・・・それだけに今回の試みは、本当に斬新に感じられました。

台湾海峡をはさんだ交流。両岸のITスタッフが、仕事のいろんな局面で、協力し合えるような関係をつくっていきたい。それが東アジアのマネジャーとしての責務だと考えています。





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最終更新日  2009年12月02日 22時06分13秒
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