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元海外在住夫婦のお買い物日記

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2009年01月13日
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カテゴリ:万年筆
近所の銀行へ出かけたら、謎のダンス集団を発見。

中国銀行


別に、銀行の宣伝とかではありません。

謎のダンスを練習する集団

この銀行は、マンションの敷地内にあるので、銀行前の広場は住民の憩いの場になっています。
マンションの住民が集まって、何やら踊りの練習をしているみたいです。
小さな太鼓を抱えて、打ち鳴らしながら踊っていました。


銀行の帰りに、以前「英雄 373」を購入した「人人楽購物広場」というスーパーの文具コーナーに立ち寄ったところ、ショックな事が・・・。


万年筆のショーケースが無くなっている・・・。

こんな郊外のスーパーでは、万年筆なんて売れないんでしょうね。

歩いて行ける場所にある、唯一のまともな「万年筆売場」だったのに・・・。


しかし、万年筆が完全に無くなったわけではありません。

基本的にショーケースに入っていたのは、高級なものだけです。
(高級と言っても500円程度の物からショーケース入りしていましたが・・・。)

ブリスターケースに入った安物は、陳列棚にぶら下がっています。
値段も100円もしないものから150円程度までと激安。


以前から、激安万年筆の造りがどうなっているのか興味があったので、「英雄(HERO)」の「博士(DOCTOR)」シリーズの1本、「616」と言う万年筆を買ってみました。

今年、初の万年筆です。(去年買って、未だ届いていない分もありますが、あくまで去年の分ですよ。)

英雄 616 パッケージ


買ったお店:人人楽購物広場の文具コーナー
買った商品:英雄 博士(HERO DOCTOR) 大616
価格:8.3元(約109円)


パッケージの裏のシールです。
頼むから「高級」って書かないで欲しい。

英雄 616 パッケージの表示

商品名に「金」へんに「衣」と言う字が見えますが、これは「イリジウム」の意味。
この値段でも、イリジウムポイントがちゃんと付いているんです。


商品を取り出すためのミシン目の上に、本物か偽物か見分けるための「防偽800」システムのシールが貼られています。
中国の場合、100円程度の商品でも偽物があっても不思議ではないですが・・・。

英雄 616 パッケージの防偽800

防偽800システムについては、リンクの過去記事を参照して下さい。


肝心の万年筆本体は、こんな感じです。色はグリーンを選びました。
軸は、プラスチック製、キャップは金属製です。どうもアルミみたいですね。

英雄 616

とにかく軽いですね。
お世辞にも、高級感があるとは言えませんし、作りも良くありません。
多少、キズもあったりします。

長さ:140mm
直径:11.0mm


キャップには、縦線が模様として入っています。
パチンと留めるタイプです。
実際には「ぐにゅーう」と軸にめり込む感じで、気持ち悪いですね。

英雄 616 キャップ

クリップは、矢羽のデザイン。
「どこかで見た事があるデザインだ。」なんて野暮な事は言ってはいけません。
間違いなくパクリでしょう。


首軸と胴軸の境目のリング状の部分は、スケルトンになっていて、一応、インクの有無が確認できるみたいです。

英雄 616 キャップを尻軸に


ペン先の殆どは首軸に隠れており、ステンレスのペン先が僅かに見えます。
この値段でも、ペンポイントは、ちゃんとイリジウムです。

英雄 616 ペン先

ペン先のサイズは表示によると「大」です。
他にも「小」と「中」があるようですが、帰って来てから「大」を買ってしまった事に気付きました。
「大」と言っても、ペンポイントが極端に大きい訳ではなく、むしろ小さいので、どんな太さの文字になるか気になりますね。


ペン芯も殆ど首軸に隠れてしまっています。

英雄 616 ペン先 ペン芯側

ペン先とペン芯の接合が、ずれているとか突っ込んではいけません。
この値段ですから・・・。
要は、書ければOKなんです。


一番、気になっていたのがインクの補充方法。

中国の場合は、ランニングコストが高いカートリッジインクは敬遠されるので、カートリッジ式ではなく、何らかのインク吸入機構が内臓されていると読んでいましたが、やはり、中押し式のコンバーターを内臓していました。

英雄 616 インクの吸入機構

コンバーター部分の取り外しができない固定式です。
大きくて容量がありそうなんですが、実際にインクを吸入してみても、沢山入った実感がありません。
そもそも、金属で覆われているので、どれだけインクが入ったか確認できないんです。


最後に、恒例の汚い字の試し書きです。

インクは、パーカーのクインク ブラックを使ってみました。
使用した紙は、ロディアのブロックメモです。5mm方眼が入っています。

比較として、1行あけて

・パーカー ソネット K18 Fニブ
・ラミー サファリ EFニブ
・英雄 373

でも書いてみました。


英雄 616 試し書き

字幅は「大」なんですが、そんなに太くありませんね。
ちょっと太目のFくらいです。

ペン先は、かなりガチガチに硬いのですが、書き味は悪くありません。
紙への引っ掛かりも少ないです。

問題は、インクフローが過剰と言うか、過激なこと。
「書いている」と言うより「塗っている」と表現した方が合っていると思います。


意外と小さい文字も書けるのですが、インクフローが良すぎて、インクの乾きが遅いのでメモとかには全く向きませんね。
十分乾燥してから触らないと文字が滲みます。

メモ用なら「小」とか「中」の方が良いかもしれません。

書き難いとは言いませんが、癖があるので、これを最初の1本にしてしまうと、万年筆嫌いになるでしょうね。


この万年筆、突っ込みどころは満載だったりするのですが、一応、万年筆らしい形をしていて、インクの吸入機構を備え、価格が100円程と言うのは驚異的ですね。

中国万年筆、侮り難し。


中国では、中押し式のインク吸入機構を内臓した万年筆は、昔からあるようで、うちの奥さんも子供の頃、学校で使っていたそうです。
当時は、4、5元(5、60円)だったそうですが、物価の上昇を考えると、あまり値上がりしてませんね。むしろ安くなったのかも。

そう言えば、キャラクターものの激安万年筆もありましたので、今でも小学校等で使われているのかもしれません。


一緒に英雄のボトルインクも買おうかと思ったのですが、買っても使わないと思うのでやめました。
値段は30円程と激安ですよ。







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Last updated  2009年01月16日 01時32分07秒
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