「サロメ」
誰も知らないと思いますが私はオーブリー・ビアズリーの絵のファンです。中学校の美術の教科書にちっちゃく載ってた「ヨカナーンとサロメ」の一枚を見て(もちろん授業では取り上げられず。)一気に惚れ込み、B3版サイズに模写するほどでした。。当時はコピー機使って拡大なんて便利なこと一般人はできないので大変でしたが写すのが楽しかったのを覚えてます。大分前に↑のオーブリーの資料を見つけて買いましたが、やはりちゃんとした画集も欲しいですね。美術館で一度売ってたのを見ましたがその時は高くて買えませんでした。この資料は結構楽しめます♪装丁も綺麗なんだけど、どうせなら表紙の文字を日本語じゃないのにしてくれたらおしゃれに飾れたのにな もちろん中身は日本語じゃないと読めませんが。さてー、そんなわけで、右の原田マハの「サロメ」を見つけた時、この表紙が目に飛び込んできたときはかっこいい==!!って心で叫びながらそのまま手に取り気が付いたら買ってました。オーブリーが好きな人にとってはこれはずるいですね。買っちゃうよ。装丁の色もオーブリーの絵を掲載していたイエローブックをイメージした色!にくい!正直 原田マハさんは読んだことがありませんでした。人気作はいっぱいでてるんですけどね。自分人気作ってすぐに手に取らない方なんで。感想いや====これはすごい!っていうか素敵!っていうのか映画と舞台を観ているような味わっているような揺さぶられ感とラスト後の恍惚感というと言いすぎでしょうか。あのオーブリーが動いてる!!??喋って感情があって息をしてるよ!本の中で!!とあまりの感動に嬉しくなりました。もちろんこれが想像で書いてるとはいえ、病的なオーブリーが絵を通じてどう生き、あのオスカー・ワイルドとどうつながり、その周りの人たちの動向など、資料で読んだ人たちが動いてるのが嬉しくてとにかく感動してしまった!(もちろん映画などでてますけども見た事なかった)その当時の時代の慣習、っていうのかな。そういうのもとても分かりやすく必要な事だけ書いてくれてて、資料でしか知らなかったことなどがすんなり繋がってとても流れも良くて、なるほど姉のメイベルとホントに仲が良かった、ということしか知らなかったが、ああ、結構複雑、とか思ったり。とにかく読みやすくてわかりやすくてとにかく面白かった♪ラストの締め方も素敵♪サロメとの絡め方♪オーブリーの絵のように妖しくて魅力的な一冊 狂気とは時に 実に美しいま、とはいえ オーブリーが好きでもなんでもない人が読んだらどうなのか正直わからないが。薄命のオーブリーに、誰もが目を惹くオスカー・ワイルド、美青年のダグラスとオーブリーを愛してやまない姉のメイベルと母、彼らを中心に耽美で情熱的で、異端とされても自分を表現するオーブリー、そして堕ちたのは…有名なサロメの挿画、持っている首はヨカナーン…のはずが… いやぁとにかく良かった 点だったオーブリーに関しての今までの内容がこの本によって綺麗に線になった、まるでこれがもう本当のようだ。いやぁ良かった(←わかったってのww)原田マハさんは キュレーターを務めていたらしく、こういう美術ものの作品が多いらしい。なっるほどねーー!!これを機にもっと他の本も読んでみるわ~♪【新着】MICHAEL KORS(マイケルコース) トートバッグ パープル ミニサイズ レザー【20170812】【中古】価格:10893円(税込、送料別) (2017/9/1時点)【新着】ミュウミュウ メガネ 50□16 美品 VMU19F クリア×黒 miumiu【20170807】【中古】価格:7593円(税込、送料別) (2017/9/1時点)