「本当は怖い世界史」と「GIVER」
本当は怖い世界史 [ 堀江 宏樹 ]これおもしろ~い♪世界史にのってるような有名な人たちのいわゆる裏話の本。難しい話は一切無く、とても分かりやすくゴシップ本のような感じ。書かれている有名人はキュリー夫人、ガンジー、ナイチンゲール、マリー・アントワネット、エリザベス1世、ジャンヌ・ダルク、クレオパトラ、ナポレオン、楊貴妃、エカテリーナ2世、ヘンリー8世、ハプスブルク家、ラスプーチン、マリア・テレジア、ブラッディ・メアリー、切り裂きジャック、ジレ・ド・レ、そしてヒトラー、他にもノストラダムスの大予言やハーメルンの笛吹男の正体は?などなど、誰もがちょっと気になるような歴史上の人物や事柄に触れています。この有名人たちがホントはこんな人だったみたいな感じで書かれていて読めば、えらい人たちだってただの人間なんだと知らされる。偉い人はえらいから権力を持ったではなく権力を持ったから偉い人になった、だからやりたい放題、もちろんそのやりたい放題をするために権力の座に座った人も。ガンジーだって最初から聖人だったわけではないしむしろ…個人的に笑ってしまったのがハプスブルク家の不幸。高貴な血族でありすぎたがために他の血が混じることを良しとしないため、必然的に同貴族同士での結婚になり、産まれる子供がみんな同じ顔というなんとも面白いことに。う~む、守るって大変。切り裂きジャックの項目については筆者なりの真犯人を予想している。何人もの容疑者の中のある一人。(名前入り)その筆者が書いてるからかもしれないが、読めば読むほどこれ犯人でしょ、みたいな。愛憎めぐる歴史の本、ちょっとずつかじってるのがまた読みやすくて飽きません。豆知識の仕入れ♪感を抜きにして面白い♪おススメ【新品】【本】GIVER 復讐の贈与者 日野草/〔著〕これも面白かった♪これこそ映像化してもらいたいなぁ帯には「国内ミステリー部門1位」とありました。いやぁ、このどんでん返しの滑り込ませ方は秀逸でクール!「僕は義波(ぎば)といいます。復讐代行を請け負っている会社、 そこでの僕の役割がGIVER(贈与者)なんです」なんともかぁっくいいんですよ、相手をやりこめる様も。人間の心理につけこんだ復讐の仕方と予想外の結末。短編集形式になっているとはいえ繋がってて(この構成の流れも好き)章ごとに遡っていき義波がなぜGIVERになったかまでわかります。そんなに多くはないページ数なのに読んだ後は充足感があり、この続きを、義波の活躍をもっと見てみたいと思いましたね♪キラリ生活館←楽天アイテムを独断と偏見で揃えました♪美味しいモノとか可愛いモノとかとかとか♪