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テーマ:日々自然観察(9933)
カテゴリ:☆日本の生物☆
日本に生息する蛇頭(スネイクヘッド)。
いわゆる雷魚。 一口に雷魚と言っても日本には3種類のスネイクヘッドが生息 するデござる。 カムルチー、タイワンドジョウ(ライヒー)、コウタイ。 前回捕獲した幻の蛇頭とはタイワンドジョウの事。 調べた所によると、現在日本に生息してるのは、ほとんどがカム ルチーでコウタイは石垣島のみ。 そしてライヒーは。。。 近畿地方全般に生息していたらしいが、現在は兵庫県のみと言う 噂デござる。 日本に移植されたのはライヒーの方が早く、1906年に台湾から 移植。その後1923年に韓国からカムルチーが移植されたとの事。 共通しての特徴はエラ呼吸以外に空気呼吸もする。 雷魚の生息している池では時々「バフッ」って音が聞こえるよね♪ それが雷魚の空気呼吸。 「カポンッ」てゆうのは捕食♪ そしてバス、ブルーギルと同様に稚魚、自分の子供を守る。 最近は温暖化の影響か?産卵期が年によってバラバラだけど基本的 に梅雨時期に産卵して7月ぐらいには稚魚が固まった茶色のボール を下から親が見守っている光景が見られるデござる。 この習性を利用したパターンが通称「ボール撃ち」。 そして厳寒期には泥底に潜り冬眠する。。。らしい? 確かに冬は泥底エリアに固まるけど冬眠ってゆうのは疑問。 拙者の経験では暖かい日が続くと真冬でも浮くし捕食もする。 体色が白くなる所を見ると確かに泥には潜っているみたいだけど♪ これが一般的なスネイクヘッドの性質★ それでは日本に住む3種の違いは? 石垣島のみに生息するコウタイは一目瞭然♪ 体色も全く別モノだし、顔も違う。 独特の変テコなヒゲみたいなんも生えてるしね♪ 拙者の飼育しているコウタ♪色んなエサをガンガンあげて甘やかして いるので成長著しいwww惚れ惚れする体色デス★ルアーでゆうと、 フリカケカラーか♪ この子は日本3種の中でも一番小型種。 最大でも50cmぐらいとの事。 そしてカムルチーとライヒーとの違いは? はっきり言って見分けが超つきにくい! 激似www まずMAXサイズ。 カムルチーは1mを越える個体も珍しくないが(と言ってもメーター オーバーのカムルチーを拙者は見たこと無いケドw)ライヒーは最大 でも60cmぐらい。 それでは拙者の捕獲してきたライヒーの写真なぞ♪ MAXサイズのライヒー♪ この子もデカかった。 真冬に釣った個体。弱冠白いよね♪ 柄的にライヒーの中のライヒー。捕獲場所は淡路島。 生物学的の見地から見ると背中から側線までの鱗の数がカムルチー の7~10枚に対してライヒーは4~6枚と少ないらしい。。。 それでは拙者の捕獲したカムルチーを見てみましょうw ブットイwww初春に獲った個体。3月でこんなブットイって事は 完全に冬でも喰ってるよね♪ これまた美形のモンスター★拙者の獲ったカムルチーの中でも一番 美しかった子♪ 黒い体色の固体。これはこれでカッコイイwww この子も今年春先に獲った子。初春は何故かスーパーコンディション の個体が多いデござる。 小さな沼の主、ブラックマンバwちなみにU-スケは、この子に スーパーデストロイヤーをブチ折られましたwww 拙者のカムルチー、ライヒーの見分け方は? 柄がライヒーの方が弱冠マダラっぽい。 顔はライヒーの方が可愛く、カムルチーはイカツイ! 今思えば30年前の小学生時代。 東播の雷魚は全部ライヒーだったような気がする。 そして海よりの神戸の野池はカムルチーが多かった。 拙者の雰囲気ではハイブリッドも存在するような気がするけど カムルチーの方が強いようで共存エリアはカムルチーに圧倒され ていき、今では取り残された環境の一部の池、沼のみライヒーが 生息していると思われる。 ライヒーの住む池って山の中が多いからね♪ 強烈な歯、蛇のような柄、寄生虫付きが多いなどの理由から一部の アングラーからは嫌われ者になってるケド・・・ 拙者は大好き♪ ただ何度も書くけど以外と弱い。 なるべく体を傷つけないように細心の注意をはらってフックを外して あげて欲しい。 灼熱のコンクリートの上なんてもっての他! (これは雷魚に関わらず魚類全般に言える事だけれども) この愛するスネイクヘッド。 今年の夏から秋にかけた力作のイラストが来春!ワンバイトワンフィッ シュのスタイリッシュなデザインと相まって洋服となり発売される事が 決定しました★ チラッとKAZZアニキのブログでも紹介してるので要チェケラwww 早く着たいデござる!!! ニンニン♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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