12月に行った台湾の続き、やっと3日目。
高雄から台南駅へ移動。
台南駅も、日本統治時代の1900(明治33)年に建設された洋風建築が改築され、1936(昭和11年)年に完成したものやそうや。
ちょうどこのころの台湾の話が、日経新聞朝刊の連載小説になってて、毎朝楽しみにしてる。
北方謙三氏の小説「望郷の道」で、「バナナキャラメル」や「新高ドロップ」などを製造してた新高製菓の創業者 森平太郎氏がモデル。森氏は北方謙三氏の曽祖父にあたるそうや。
駅のロビーは天井が高くて、広々としてる。
外から眺めると、白亜のコロニアル風の建築で、椰子の木が南国らしい雰囲気や。
建設当時は、2階がホテルとレストランやったそうや。
駅前が大きなロータリーになってて、どっちに進んだらええのかちょっと考えてしもた。
横断歩道も見あたらへん。
台湾も、韓国と似てて、歩行者は二の次で車優先社会。
なんとかロータリーを渡って、成功路を5分ほど行くと目的のお宿、朝代大飯店が現れた。
英語やとホテルダイナスティ タイナンで、台南でも高級なビジネスホテル。日本人のビジネスマンに人気みたいや。
10時ごろで早かってんけど、チェックインできた。日本語も通じる。
ホテルの中国語の予約サイトから、毎日一房限量優惠專案(標準型単人客房) 1550元(約5580円)ていうのを予約してあった。
普通は3000元(約10800円)やから、半額近いんやけど窓のない部屋。
最初801号室に案内されてんけど、煙草くさいって言うたら、広い角部屋の905号室に変えてくれはった。予約の時に、ちゃんと禁煙室希望って書いといたからかなあ。窓もある広い部屋になった。
アメニティとかは前の部屋も変わらんみたいやった。
シャンプー、リンスはもちろん、綿棒や、マウスウォッシュまで用意されてる。
お湯を沸かせるポットもあって、インスタントコーヒーーとジャスミンティのティーバッグ。冷蔵庫のお水のペットボトルとジュースも無料サービスやった。このジュースは甘そうやったから飲まへんかったけど。
屋上には、ジムがあって、洗濯機と乾燥機まで使えるようになってる。
でも乾燥機が一つしかなくて、いつも誰かが使うてはった。
チェックアウトの時に、せめて乾燥機が2台あればっていう感想を日本語で書いてフロントに渡した。
そしたら、1か月ぐらいしてホテルから日本語のメールが届いた。
「○○様 へ
台湾の朝代ホテルでございます。
この前、朝代ホテルに泊まりに来て、誠にありがとうございます。
乾燥機について主管に呈上し、検討しています。
○○様の貴意に感謝いたします。
何卒、また台南に来るたびに、弊朝代ホテルをご利用くださいますよう、お願いいたします。
朝代ホテル より」
なかなか行き届いたサービスのホテルやった。
朝代大飯店
続きます。
今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。
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