丸森のうんぺい
上の写真をご覧になった秋田や青森・津軽の方は「おらほのうんぺいがなぜ、宮城・丸森に?」と、疑問に思う方も多いのではないでしょうか?私もそう思う一人です。実際、このお菓子を置いている斉理屋敷(丸森の観光施設)の売店の販売員さんに聞きましたら、「秋田の人から、よく言われます」とのことでした。私がこのお菓子を買った日、駐車場にはたしかに観光バスが数台ありました。ということは、団体旅行で来る秋田県人が少なからずいるということかしら?まあ、それは、さておき。丸森の「お羽山さま(おはうさま)の春まつり」では、お膳に落雁の三ツ盛を出していたそうです(『聞き書き宮城の食事』p270/農文協1990.2.25第1刷)。内陸というか、山間地帯ですから、尾頭付きの祝い魚の代わりに、鯛落雁を行事食としていたのでしょう。栄泉堂丸森支店 宮城県伊具郡丸森町字除29おまけ丸森は宮城県の最南端、福島県に隣接する町です。大震災前は、この町に東京から移住してきた文化人の方がいらっしゃいました。でも事故後にすぐ、東京に戻られました。W大卒、T大新聞研究所修了で市民運動家とも名乗っていらっしゃる方です。なのに、すぐ東京に戻られました。その方のブログを大震災後1年ぐらい継続して読んでいましたが、差別と偏見を考えるうえでなかなか面白いものを読ませていただいたと思います。恐怖が見識に及ぼす影響については、さらにさらに興味深く。えーん『明治快女伝』(労働旬報社1996.7初版)のファンだったのにーご覧いただき、ありがとうございます。ぽちっと、一票お願いします。→人気ブログランキングへ