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カテゴリ:一般情報
特別展示されている『浮世絵の死角』展を 見てきました。 板橋区立美術館へは初めて行きました。 成増駅からタクシーに乗り約5分で到着。 家が密集した地帯を通過すると 公園と美術館が急に視界に。 美術館の前は梅の木の沢山ある公園で、 隣は高台のある散歩道という感じです。 ちょうど梅が咲いていて綺麗でした。 ちょっと不思議な景色を見てから美術館へ。 観覧料が600円と安価ですので、 展示物は少ないだろうと予想してましたが それに反して凄い数の浮世絵が 三つのコーナーに分かれて展示されてました。 歌川広重や葛飾北斎の作品もありますが 無名な作者も含めた浮世絵が時系列に 展示されていますので、浮世絵の 変遷がよくわかるようなっています。 絵の進化や当時の流行・風俗を知ることもできて とっても充実した展示内容でした。 しかし・・・・ 展示されている浮世絵はイタリア・ボローニャの 浮世絵コレクター所蔵のものなんだそうで、 これだけのコレクションが海外に 流出しているのは問題ですよねぇ; 展示は3月28日までですが お時間のある方は是非見てほしいです。 1階には喫茶コーナーがあり、 ちょっと疲れたのでコーヒーとケーキで 一息つきました。 +++ 板橋区立美術館 開館30周年記念特別展 『浮世絵の死角』 イタリア・ボローニャ秘蔵浮世絵名品展 会期:2010年2月27日(土)~3月28日(日) 午前9:30から午後5:00(入館は午後4:30まで) 観覧料:一般600円 高・大生400円 小・中学生150円 世界の人々に愛されている日本の浮世絵。 世界各地の様々なコレクションが日本で 続々と紹介されており、浮世絵が世界規模で 広まっていったことを実感させられます。 本展は、イタリア・ボローニャの浮世絵コレクター、 ジュリアーノ・ベルナーティ氏と カルロ・コンティーニ氏が秘蔵する 浮世絵の中から、ボローニャ東洋美術研究所の協力により、 200点あまりの作品を選りすぐり、 日本で初めて公開するものです。 浮世絵初期の奥村政信の墨摺りから、 鈴木春信の錦絵とその後の発展を経て、 歌川国芳、歌川国貞の幕末期、 さらには川瀬巴水や吉田博といった近代の作家まで、 浮世絵の通史が存分に楽しめます。 また、広重の戯絵や国芳のおもちゃ絵といった 一風変わったジャンルや、近年注目を集めている 上方浮世絵も見ることができます。 これまで日本人には「死角」に入って見えなかった、 イタリア人が選んだ浮世絵ならではの 意外な視点や珍しい作品をお楽しみください。 古都ボローニャに静かに眠っていたコレクションが 時を経て日本へ里帰りする本展は、 イタリア人の感性を知るうえでも 非常に重要なものであると同時に、 我々日本人が浮世絵の魅力を改めて見直す 絶好の機会となることでしょう。 ♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 27, 2010 12:54:54 PM
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