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続々・絨毯屋へようこそ トルコの絨毯屋のお仕事記

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February 7, 2017
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オヤマニアの会イベント → 

Facebookの「オヤマニアの会」イベントページはこちら → 



(タウシャンルの古いイーネオヤ:モチーフ名バーヤプラウ「ブドウの葉」)



アンタルヤに戻ってきました。
先週から濃厚過ぎるトルコ手工芸の旅をしてきましたが、容量越えて、思考停止状態です。

やり足りないこと、知りたいことがまだまだあるなあ・・・と思いつつ、見たいものも欲しいものもたくさんあって人生あと300年は生きるつもりでいますが、昔ほど体力ないし、忙しくて常に動いているけど、実は身体はやたらしんどいというのが本音でもあります。
各地で会う人、会う人、昔からの知り合いはお互いを見て「年取ったなあ・・・・確実に時間が経過している」って思うわけで。

年齢重ねていくんだもん、仕方がないよね。
だけどできないわけじゃない。
テンポは遅くなるけれど少しずつでも続けることが大切かなあって思う。
今までの人生にだってそういう時期ってあったし。

受験のとき、仕事、妊娠・出産、子育て、子供の受験、家族の事情・・・生きていれば色々あるよね。
で、いつものペースでしたいことができない・・・・とか。
でもどんなときでも時間は普通よりずっとかかるかもしれないけど、亀の歩みでいいから前に進むことはきっとできるよね。
今も同じ。
年取って体力、気力とも低下しているけど、まだやれることはあるし、今の自分にとってやりたいことが全くないわけではない。
大きな目標も野望もないけれど、何か楽しいことに、自分のペースでいいの、触れていたい。これが終わったら、アレをやりたい・・・なんて少しでも思えることがあればいい。


(タウシャンルの古いイーネオヤ:モチーフ名ベシバーデム「5つのアーモンドの実」)


いつものように、前フリが長くなりましたが、
私にもできる何か・・・・。

3月4日(土)にオヤマニアの会のイベントがあります。
私も参加します。

もう普通の展示会とか、私自身が面倒でできませんが、人様のイベントに便乗しつつ、楽しみながらオヤを紹介したり、オヤの仲間とオヤについて語れる機会が持てたらうれしいです。

オヤのマニアックな世界をご紹介しつつ、オヤってなんだろう・・・と思っている方にも興味を持ってもらえるようなイベントにしたいと思います。

詳細はオヤマニアの会にお問合せください。
お申込みは2月10日(金)からだそうです。 → 

ワークショップ(イベントでは体験と言っていますが・・・)は初めてのイーネオヤ、イーネオヤの基本をもう一度復習したい、自分でやってみたけど今ひとつコツがわからない・・・という方向けのもの。

人工シルク糸も糸撚り機も持っているけど、実際にどんな風に使ったらいいのか、よくわからない・・・。どうやったらうまく撚れるのかなあ・・・という方。
糸が撚れたら、制作の幅が広がります。
少なくとも使える糸の種類が増える。

タウシャンルという今でもシルクの手撚りをする地では、イーネオヤに使う糸は「撚って使う」もの、という考え方が女性たちに定着しています。
ですから市販のナイロン、ポリエステルのボビン糸は使ったことがない・・・、撚り済みの人工シルクも、撚り済みのシルクも使わない・・・・。
そこで実際にどんな風に女性たちが糸を撚っているのか。
トルコの人工シルク糸は持っているけど、使い方がわからない、撚り方がわからない・・・と箪笥に眠らせている方、たくさんいらっしゃると思います・・・・。
眠らせている人工シルク糸を持ってきて、どんどん撚ってしまいましょう。
(バリバリ撚りたい方向けの強力糸撚り機はオーダーになりますので、欲しい方はお早目にご連絡ください。人工シルク糸は少しですがご用意します)


(タウシャンルの古いイーネオヤ:モチーフ名チョレッキオトゥ「ブラッククミン」)


もうひとつ、ワイヤーの入った大きなイーネオヤを作るのもタウシャンル。
人型の特殊な形を作り、そこにイーネオヤを施していきます。
キュタフュヤまで行けば手芸屋さんで作られているものも手に入りますが、現地の女性はみなさん自作します。

そして面白いのは、市販されているワイヤーも女性たちの内職手作りなのですが、実際に女性たちが自分のオヤのために作るワイヤーは市販のものと手順が異なるし、私たちの想像とちょっと違うものだったこと。
使う糸は撚ってある人工シルク糸。
もちろん自分で撚ったものを使っていただいてもいいですし、オヤルの撚り済みの6本撚り糸とかでも構いません。持っていない方は会場でも買えますのでご安心ください。

・・・・と言ったワークショップ(体験と言っていますが・・・)もあります。
いまさら人に聞けないことを体験して習得しましょう・・・。そしてトルコのイーネオヤへの興味と理解を深めましょう。というのが根底にあります。
各ワークショップ(体験と言っていますが・・・)の参加費も1500円です。

そしてメインは、オヤについての井戸端会議風、解説です。
井戸端会議と言っていますが、実際はたくさんのオリジナルの古いオヤを見て、詳しいお二人(ARMUTさんとNARさん)のお話です。
これでいくとちなみに私はINCIRさんですか・・・・ね。

→ xで始まる野菜と果物の名前・・で検索すると、トルコ語のサイトでそういうのがちゃんとあるんですよ。
http://www.nkfu.com/a-harfiyle-baslayan-sebze-ve-meyveler/

今回はタウシャンルのイーネオヤについてですが、トルコ現地を訪ね、たくさんのその土地のオヤを見ているお二人ですから、今後きっとテーマ別にシリーズ化されるんじゃないかと期待しちゃいます。
井戸端会議に参加していれば、そのうち、トルコの地方ごと年代ごとに古いイーネオヤスカーフを分類できる知識と目を持てること確実・・・・。

一日だけのイベントですが、初めての方も、オヤ仲間を探している方も、私にトルコのことを聞きたいとか、オヤについてお話したいという方も、どうぞお気軽にお立ち寄りください。
お店も開きます。
古い地方ごとの特徴あるイーネオヤを見たい方もお待ちしております。

別に人工シルク糸の撚り方知らなくても、ワイヤー作り知らなくてもイーネオヤは作れるもんねーと思っている方も、本来の伝統を知り、新しい発想に転換させていくとか。
「古きを温ねて新しきを知る」
ってことわざがあるぐらいですからね。
この機会にオヤマニアの世界に足を踏み入れてみるっていうのはいかがでしょう。

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Last updated  February 7, 2017 03:27:03 PM
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