久しぶりのミュゼカルト
今日は朝から色々と出かけるところがあり、なんだか忙しかった。朝一番の用事がアンタルヤ考古学博物館まで行ってミュゼカルトを作ることだった。これは重要事項ではないけれど、忘れないうちに・・・と。ミュゼカルトはミュージアムパスのこと。トルコの文化官公省が管理する遺跡や博物館が入り放題になるお得なシステムである。http://muze/gov/tr のサイトでも購入できるが、このカードを買える博物館が家から近いし、通り道だったので直接行くことにした。朝の9時のオープンをポケGOをしながら待ち、受付へ。博物館の駐車場や中庭には野良猫ちゃんたちがたくさん棲み付いている。公園の猫たちのように人懐っこい子もいれば、一定の距離以上で逃げてしまう子もいる。でもおそらく訪問者たちから何かもらえることを知っているのだろう。人の姿を見ると距離を守りつつ寄ってくる。猫と人とのソーシャルディスタンスである。ミュゼカルトには何種類かある。トルコ国籍の人や外国人ナンバーを持っている滞在者用で1年間有効で、トルコ全国340か所の入場が何度でも可能。ただしトプカプ宮殿のハレムやギョレメ野外博物館の暗闇の教会など一部別料金のところもある。18歳以上の学生、教師、年金受給者であれば証明書を持っていれば(学生の場合はトルコの大学が発行する学生カードと、トルコの教育庁が発行する就学証明書)トルコ国籍の人はもちろん、滞在許可証のある外国人でも半額のカードを購入できる。トルコ国籍であれば65歳以上と18歳未満は無料で入場できるのでカードを購入する必要はない。身分証明書番号が記載されている滞在許可証、運転免許証、学生証など顔写真が掲載されているものがあればすぐに発行してくれる。ただし作ってくれる博物館や遺跡は限られているのでサイトを参照のこと。大きいところであればたいてい大丈夫であるが、あまり人の訪れないような場所では機械そのものがない。全国で66か所あり、アンタルヤでは今日行った考古学博物館を始め、アスペンドス、ぺルゲ、シデ、ファセリス、パタラ遺跡など13か所で購入できる。そして外国人の旅行者向けにもお得なカードがある。トルコ全土の340か所で使用できるミュージアムパストゥルキエ。最初に使った日から15日間有効で600TL(≒8000円)。例えばエフェスの遺跡の入場料が120TL,カッパドキアのギョレメが100TL,パムッカレが110TL,アスペンドスの遺跡が60TL,トロイの遺跡100TL,トラブゾンのシュメラ僧院75TL・・・なので、期間中に7~8か所以上、訪問を予定している場合はお得かも。さらに、トプカプ宮殿のハレムなど通常だと別料金の所にも入れるらしい。(パムッカレの遺跡プールのみ別料金)他にも一部都市しか回らない・・・と言う人にはミュージアムパスイスタンブル、カッパドキア、地中海地方、エーゲ海地方と言った地域限定のカードもある。こちらはイスタンブルは13か所5日間有効360TL(≒4800円)、地中海地方50か所以上7日間有効360TL、エーゲ海地方60か所以上7日間有効360TL,カッパドキア10か所以上3日間有効230TL(≒3100円)。例えばアンタルヤの場合の入場料を見ていくと、アンタルヤ考古学博物館55TL、アスペンドス60TL、ミュラ55TL、聖ニコラウス教会70TL、ぺルゲ60TL、パタラ40TL、シデ55TL、シデ博物館30TL、ファセリス55TL、オリンポス40TL…と、これだけで520TL。もちろん他にもテルメッソスとかオリンポスとかメルシンの天国と地獄とかあるから、旅行ルートと日程によってはカードを購入した方がいい場合もあるってこと。実際はまだまだお出かけする状況ではないけれど。週末の外出禁止も近く解除されるかな? の期待と共に、昨年は購入することがなかったミュゼカルトを久しぶりに手に入れて、気分だけでもわくわくしているところ。↓↓↓↓↓観光旅行で便利でお得なミュージアムパス------------------------------------------------------------------YouTubeに「ikumi nonaka」チャンネルを開設しました。トルコの伝統手工芸、食文化、生活、牧畜などをご紹介していきます。新着のお知らせがいくように、チャンネル登録をぜひお願いします❤ikumi nonaka------------------------------------------------------------------ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ミフリ&アクチェにほんブログ村にほんブログ村 その他・全般ランキングあ