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カテゴリ:株式投資全般
さて「当ブログ有数の人気コンテンツ」に成長した ポートフォリオ含み損ランキングシリーズ ですが、今日は1年ぶりくらいになるのかな? 久々にその最新版の発表です。
ちなみにこのシリーズは2020年にレギュラー化されたのですが、どの記事もアクセス数が多く更に時間が経ってもそれがあんまり落ちないという傾向があります。「なんでかなあ。」と考えたのですが、多分、人が損をしている話って、純粋にエンターテインメントとして滅法面白いからではないか?と現時点では思っています。(汗) さて前置きが長くなりました。それでは早速、私の「過ちの一覧表」ともいえる2022年7月19日現在の「ブリザード吹き荒れる寒々しい」最新のポートフォリオ含み損ランキングを見ておきましょう。 次にランキング内で目についたところを自分用のメモ書きとして思い付くままにざっくばらんにコメントしていきます。尚、以下の内容はすべて「今後自分がより良い投資家になるための、個人的な反省と内省」のためのものであり、一切誰にも投げていません。 本来であれば人様にはお見せしない、裏の「非公開日記」で書くべき明け透けでフランクな内容 ではあるのですが、このシリーズでは敢えて表ブログで書くこととしています。 その理由は、ブログでガラス張り&衆人環視の下で内省的な反省文を提出することが、自分のポートフォリオをより客観的に見るために、そしてポートフォリオ最上位群を「より精鋭揃いで総合殺傷力の高い布陣」にするために、極めて有意義で効果的であると考えているからです。それでは始めます。 まず最初に目につくのが、含み損ランキング2位で、かつて2013~19年頃に超主力株として戦った6425ユニバーサルエンターテインメントです。フィリピンの巨大カジノであり会社の命運を握っている「オカダマニラ」を、会社の創業者で今は追放された岡田和生前会長が私設軍隊を使って武装占拠するなど混沌とした状況が続いています。 私は今はNISAを入れて5000株を保有するのみなのですが、ここは超主力としていた頃からとにかく「変数」が多くて分析が難しい銘柄だったな、と時が流れてしみじみと痛感しています。 自分はここを超主力に立てていなければ多分今頃総資産が億単位で全然違っていただろうとは思うのですが、「一刻も早くmonster級の投資家に成り上がりたい。」という焦り、また「投資でスリルを味わいたい。」という無意識のリスクジャンキーなギャンブル欲、この2つから深みに嵌ってしまったな、と総括しています。 そしてこの「ユニバーサルの陣」での痛切な反省をもとに、「命を懸けたガチンコバトルの場であるマーケットにおいては、常にリスク・リワード比を基にして冷静に冷徹に、自らに有利な形を維持して戦わなくてはならない。また同時に自らのギャンブル欲を満たすような取引は決してしてはならない。WBO世界スーパーフライ級王者である井岡一翔チャンピオンの様に、華は無くても的確にポイントを積み重ねて確実に判定勝ちできるような、堅実なアウトボクシングに徹しなくてはならない。」と決意しています。 後はそうですね、2019~20年に超主力の一角で戦った 2193クックパッドが問題児です。ここはレシピサイト界の巨人であり、新サービスのクックパッドマートにも抜群のポテンシャルがあるとは思うのですが、IR資料はポエム大連発、利益を出す気はゼロゼロワンダフル、質問があってIRに電話をしても留守番電話100%、仕方なくメールをしてもサイレント100%という状態で、「ツルツルのプラスチックの断崖絶壁を登っている感じでどうしようもない。爪がかからない。これは戦えない。」と判断しました。 ちなみに、ここクックパッドでは売ったり買ったりをしながら、全体としては満遍なくかつ着実に損失を出しており、これまでに節税クロスを4回噛ましてトータルで楽勝で1000万オーバーの実現損を確定済みという状況です。本当にたくさん勉強させてもらっています。有難う御座います。(滝汗) あと、多分クックパッドは株価が下がりきったところでMBOをしてきそうに個人的には思うのですが、それがいつになるのかは全く分からないですし、もしかすると耐久戦がここから更に数年続くかもしれないですし、ちょっと以前のようなポートフォリオ最上位の一角では戦えないと判断してポジションを大きく落としました。大好きな会社ですが、仕方ないです。投資家は「夢見る少年の心と、厳しい現実に対応する壮年の実行力」の両方が必要なんですね。(滝汗) 以上、「ポートフォリオ含み損ランキング 2022年7月編」でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 19, 2022 01:56:43 PM
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