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みきまるの優待バリュー株日誌

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Sep 23, 2020
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カテゴリ:優待株について

 さて今日は当ブログ1番人気の 2020主力株概況シリーズ です。​

 

 

 

 

 

3位 7520 エコス (東1、2・8月優待) ◎◎◎

 

 


 

 

 PF時価総額3位の超主力株は、東京・多摩地区から北関東へ展開する食品スーパーのエコスです。2019年は4位でしたが、この1年間で少し株価が上昇したことにより1つ順位を上げ、今年も「幕内最高主力の一角」の地位をしっかりと維持してここで登場してきました。














 

 

​​ 現在の株価は2192円、時価総額255億円、PBR1.54、自己資本比率は32.5%、今期予想PER8.65、配当利回り1.8%(40~45円)、総合利回り2.6%(40+17.6=57.6円、優待はお米1キロ440円で換算)で、優待は100株保有で年2回1000円の買物毎に1枚使用できる100円の優待券を30枚、もしくはコシヒカリ2キロなどです。

















​​​




 私がエコスを主力として戦っている理由は以下の通りです。







0.  自分には、「投資を通じてスリルやサスペンスを味わいたい」という潜在的な要求がずっとあったことにこの数年でようやく気付いた。それは過去に ​7523アールビバン​ や ​6425ユニバーサルエンターテインメント の様なリスキーで値動きの激しい銘柄を平気でポートフォリオ1位に据えてしまう様な投資行動に端的に現れている。そしてそのせいで、トータルで見ると投資成績を大きく落としていた。




 また、過去実際に大きな利益になった銘柄を改めて分析すると、地方スーパー、地方ドラッグストア、小型飲食チェーン、小売店などの、「ありふれた、飽き飽きする程に地味な、でも非常に分析しやすい銘柄」が多いという事が分かった。




 つまり、自分には「値動きがマイルドで眠気を催す様な、そして事業内容が平凡で革新性が全くなくありふれていて、多くの投資家にスルーされているような銘柄」こそが向いていると理解した。この「シンプルな事実」に気付くのに20年かかった。本当に情けない。(玉汗)





 そしてここエコスは、上記の条件をほぼ完璧に満たす、「素敵な地味株」である。

 









1.  指標的に割安 である。更にこの数年で「経費削減や管理強化、店舗のスクラップ&ビルドや改装などの地道な努力の積み重ね (IRへの取材より)」によって、以前とは見違えるほどに利益が出る筋肉質の体質に変貌 している。具体的に言うと、2011年以前は1%以下だった営業利益率が、現在は3%超にまで上がっている。



 また同時に、積極的かつ巧みなM&Aによる成長力 がある。今年に関しても7月に ​埼玉県に15店舗を展開する食品スーパーの株式会社与野フードセンターを完全子会社化​ した。ここの2019年8月期の売上高は142.9億円あり、また既存のエコスの店舗とはあまり商圏が重ならないことから、中期的にはじんわりと利益貢献するものと考えられる。


 
 以上を簡単にまとめると、 指標的に割安でかつ同時に一定の成長力があり、とてもバランスの良い銘柄である という事である。





​​​
(上記データはかぶたんプレミアムより引用)












2. 売上高が同じくらいの他の地方スーパーと比較した場合の相対的な割安感が濃厚 である。具体的に売り上げ規模が近いところを以下に並べておく。





2742 ハローズ (PBR2.52×PER19.22=48.43)


3539 JMホールディングス ​
(PBR2.82×PER25.74=72.59)


​7475 アルビス (PBR0.89×PER16.46=14.65)


7520 エコス  (PBR1.54×PER8.65=13.32)


9823 マミーマート (PBR1.09×PER9.24=10.07)


9919 関西スーパーマーケット (PBR1.21×PER18.40=22.26)


​9993 ヤマザワ(PBR0.70×PER43.58=30.51)












3. 更に言うと、地方スーパーの多くは人口減少に苦しむ衰退中のエリアにあることが多い。例えば2742ハローズは広島・岡山、7475アルビスは富山・石川・福井、9919関スパは兵庫・大阪、9993ヤマザワは山形。




 ところが エコスは東京多摩地区から北関東と言う人口減少の心配のない、日本で最も活気のあるエリアを根城 としている。つまり、 他の地方スーパーに較べて「地盤」が優れている。 そのため、 他の「地盤」が脆弱な地方スーパーよりも評価が低い現状には強い違和感 がある。












4.  財務状態がやや悪いのが欠点 だが、過去10年間を見ても常にフリーキャッシュフローはプラスであり、また日銭の入る業態であることから特に大きな問題は無い。







(上記データはかぶたんプレミアムより引用)

 









5. 今年に関しては、「コロナ特需」で ​1Q  が絶好調であり、今後の業績上方修正にも期待が持てる。






 

 

 以上、「いぶし銀」で激渋な魅力に溢れたエコスを、引き続きPF最上位の一角として、十分に集中しながらホールドして戦っていく所存です。





2020主力株概況シリーズ 免責事項




2020主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。魔法の水晶玉は残念ながら持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。







Last updated  Sep 23, 2020 11:20:48 PM
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Sep 22, 2020
カテゴリ:株式投資全般
​​ さて今日は株式投資本オールタイムベスト108位






 行動科学と投資 (ダニエル・クロスビー著、パンローリング、2020年)








 の第4弾です。








 今日は、第4章 エゴ から。













 ​
 投資で最も見過ごされているフレーズ




 私は投資で最も見過ごされているフレーズとして「知らない」を挙げ、僅差の二位を「間違っていた」としたい。投資においてこれらの考え方の有用性は、多くの場合、行動の難しさと比例している。



 不確実性を受け入れ、人間の可謬性を認めることは、ヒトにとって非常に困難なことなので、それができれば大いに優位に立てるのである。














 私はブログで、自分が間違ったこととその理由を積極的に書くことによって学び続けています。具体的には、







 ​​ポートフォリオ含み損ランキング​ 







 を定期的に開示して、過去の自らの過ちから貴重な教訓を得るようにしています。









 ちなみにこの
​「ポートフォリオ含み損ランキングシリーズ」は大人気コンテンツで常にアクセスランキング上位にいます。「人の失敗」を見るのは勉強になりますし、また実に面白いですからね。(笑)








 こんなに人気があるわけなので、他のブロガーの方も同じ企画をすればいいのにと思いますが、実際にやっている方はほとんどいません。クロスビーの言う通りで、








 ​自らが「間違っていた」ことを認めるのは、それだけ難しい​​







 ことなんですね。(続く)​






Last updated  Sep 22, 2020 12:22:13 PM
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Sep 21, 2020
カテゴリ:株式投資全般
 さて今日は株式投資本オールタイムベスト108位






 行動科学と投資 (ダニエル・クロスビー著、パンローリング、2020年)








 の第3弾です。






 
 
今日も、素晴らしい出来である 第2章 投資と脳 から。




​​​








 ​
​ 仏陀は紀元前五〇〇年ごろに生きたと言われているが、脳について正しく理解していた。 私たちは、お金に関してはけっして満足しない ということだ。



​ ギャロップ社は、毎年アメリカで「四人家族がこの地域で生活していくには最低いくら必要か」という調査を行っているが、回答はその人の平均収入に合わせて上がっていくことが分かった。「十分」というのは、私たちの不完全な脳がうまくとらえることができない 動くゴール なのである。 生き残るために必要なお金は、今持っているよりも少しだけ多い額 になっている。​
​​










 いやあ、このクロスビーの指摘は切れ味抜群ですし、自らの経験からも間違いのない真実ですね。何故か語られることはほとんどないですが、







 ​どんなに強く思い込ませようとしても、私たちの「心の真の奥底」はお金に関しては絶対に満足しない​







 のです。








 今日は思い出話と共に、自らの体験を少しだけお話ししましょう。








 私はずいぶん遠い昔に「資産1億円」を達成しました。当時は今の様に投資家業界の激しいインフレによって「億り人」がABCビスケットの様に大量生産される時代ではありませんでした。








 またツイッターで現在広く一般に流布しているような「3千万以下はそもそも発言権無し。1億以下は投資家見習いでただのチュートリアル。3億以下は三下(博打打ちの世界で下っ端を意味する言葉)だ!」みたいな、まるで「リアル北斗の拳の世界観」を現代に蘇らせたような、弱肉強食・焼肉定食な「滅茶苦茶に酷い言説」が大手を振ってまかり通ることもありませんでした。その数字には確固たる重みと意味がある牧歌的な時代でした。








 達成した瞬間が正確にいつかは分からなかったのですが、自分の資産総額を計算していて「億を超えた」のに気付いた時は本当に嬉しかったですし、「大人になって、こんなにも深い達成感が得られることなんてあるのか?」という、全身が天に昇っていくような感動を味わいました。








 その後、数日間は満足感と余韻に浸っていましたが、ほとぼりが冷めると「待てよ、資産1億円って言っても、まだ手に入る配当と優待だけで生活できるわけでもないし、そもそも毎日の資産総額は荒海に浮かぶ小舟の様に激しく増減するんだから、よく考えると特別な意味のある数字でもない。まずは何よりも安定して億を維持できるようにして、その次は2億円を目標にし、今日から気持ちをリセットしてまたゼロスタートで頑張ろう。」と思い直しました。。。。。。



















 、、、、、、、多くの月日が流れ、アベノミクス下での日本株市場の好調もあり、私の「投資家としてのゴール」は次々に変更されていきました。















 5年前くらいだったでしょうか、当時成績絶好調だった私が「いつまでもこんなところに留まっていられない。次は○○億円が目標だ。!」と言い放った時に、親友で同じく投資家のぷよさんに、「みきまるさん、でもそれって動くゴールみたいなもので、いつまで経ってもキリがないんじゃないの?」と静かに返答されたことがありました。








 私はその言葉の深さと鋭さに驚き、同時に際限のない自らの強欲を恥じ、「ぷよさん、ほんとにその通りだね。俺、一体どうしちゃったんだろう。」とポツリと言いました。そしてその時の鮮烈な記憶はずっと頭の片隅に残っていました。








 でもその後世界ナンバーワンのトレーディングコーチである ​アリ・キエフ の一連の著作を集中して読み直したときに、「そうか、世界には凄い投資家がまるで星屑みたいにたくさんいる。目標にリミットをかける必要なんてない。だから自分も、もっともっと上を目指していいんだ。迷うことなく、この世界のてっぺんを目指して戦い続ければそれでいいんだ。」と思いを新たにして日々市場で格闘してきました。








 そして今回、クロスビーによる本書を読んで、「あっ、そうか、いつまで経っても自分が現状の資産額に満足できないのは、それが人間としての、そして投資家としての本能だからなんだ。ゴールは動いて当然だし、それで全然いいんだ。」とようやく得心して、心がフワッと軽くなりました。そしてこの本を読んだ次の日から、これまで以上に更に上機嫌でマーケットで過ごすことが出来るようになりました。(笑)









 いやあ、本当にいい本ですね。(続く)​






Last updated  Sep 22, 2020 11:45:16 AM
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Sep 20, 2020
カテゴリ:優待株について
 さて今日は2020PF概況シリーズです。







423位 8157 都築電気 (東1、9月優待) △







​​ PF423位は、独立系で通信と情報システムが2本柱の都築電気です。













 現在の株価は1695円、時価総額375億円、PBR0.99、自己資本比率は39.5%、今期予想PER16.57、配当利回り1.8%(31円)、総合利回り2.4%(31+10=41円)で、優待は100株保有で1000円相当、1000株保有で3000円相当の自社オリジナルカタログ商品です。​​






 今日は私の100株優待品の選択例を見ておきましょう。








 選択肢はいくつかあるのですが、私は大体海苔を選んでいます。



 









 ご飯のお供に抜群に役立ちますからね。































 さて都築電気は指標的には実に妥当な株価位置です。ただ、ポートフォリオ中位としては特に不満はない水準であり、これからも現行の優待制度が続く限りはホールド継続の予定です。






Last updated  Sep 22, 2020 09:30:25 AM
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Sep 19, 2020
カテゴリ:優待株について

 さて今日は通常の2020ポートフォリオ概況シリーズです。

 

 

 

 

 

422位 2305 スタジオアリス (東1、8月優待) ◎

 

 

 

 

 

 PF422位は、子供写真館最大手のスタジオアリスです。パパ・ママ・そしてその両方のジイバアの「魔法の6つの財布」を駆使させる商法で高利益を享受している小粋な銘柄ですね。

 

 



 

 






 現在の株価は1658円、時価総額284億円、PBR1.19、自己資本比率は55.1%、今期最終赤字予想、配当利回り0.6%(10~50円)、総合利回り2.4%(10+30=40円、優待券はヤフオク平均落札価格の3000円で換算)で、優待は100株保有で株主写真撮影券1枚などです。

 





 











 

 

 スタジオアリスはコロナ渦のダメージが大きく今期は最終赤字予想ですが、このところ月次も急回復してきていますし、PF中位としては何の問題もない、力のある良い銘柄であると考えています。







Last updated  Sep 19, 2020 08:10:04 AM
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Sep 18, 2020
カテゴリ:株式投資全般
 さて今日は株式投資本オールタイムベスト108位





 行動科学と投資 (ダニエル・クロスビー著、パンローリング、2020年)








 の第2弾です。







 今日は、実に素晴らしい出来である 第2章 投資と脳 から。






​​







 ​
​ お金や公平さにかかわる感情的な反応を乗り越えるのは難しく、理論が入る余地はほとんどないようだ。




 標準的な経済モデルは、お金の効用は間接的なもので、買おうとしているものと同じ価値しかないとしているが、神経科学の見解は違う。神経系の実験によって、お金が美しい顔や面白い漫画、スポーツカー、薬物などといった強化因子がもたらすドーパミン作用と似たような報酬を生み出すことを示唆する証拠が得られているのだ。 私たちは、その効用と関係なく、根本的にお金が好き なようだ。




 同様に、古い消費モデルは、投資家が株式市場のリターンを気にするのは目標とする金額までだと想定している。しかし、このような単純なモデルは、現実の世界、つまり投資家がそのリターンで何を満たすことができるかに関係なく、大きなリターン自体を望んでいるという現象を正確に説明していない。私たちは、時にかなり裕福な人が、すでにあり得ないほどの資産をさらに増やすためにウソをついたり、ごまかしたり、盗んだりするという不合理な行動を取ることに驚くことがある。 私たちの脳はお金そのものを重要視するようにできており、どれだけ手に入れてももう満足だとは思わない ように見える。









 いやあ、このクロスビーの「ストライクゾーンど真ん中の剛速球」の指摘は凄まじいですね。私は読んだ瞬間に、「全身に爽快感のミントの風」が吹き抜けるのを感じました。まさに真実だと思います。








 よく投資家の中で、「そんなに、使い切れないくらいに資産を増やしても仕方がない。」とか、「もうこれ以上稼ぐ必要はない。」とか、「お金よりももっと大切なものがある。」とか、真顔で言っている方がいますが、私はずっと前からそういった言説を、「ちょっと屈折しているな。真っ直ぐではないな。」と個人的には感じてきました。







 私達投資家は、「お金が大好き」で「昨日よりも今日の方が少しでも余分にお金を儲けたい」から、マーケットで日々死力を尽くして戦っているのです。そういう「永久の情熱機関」があるからここにいるんだし、ただそれでいいのです。







 少しでも資金力の大きな投資家になれるように、これからもどこまでもまっすぐに自分は戦っていこうと、思いを新たにしました。(続く)







Last updated  Sep 18, 2020 02:16:22 PM
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Sep 17, 2020
カテゴリ:株式投資全般
​​​​​​ さて今日は株式投資本オールタイムベストシリーズです。第108位は、





 行動科学と投資 (ダニエル・クロスビー著、パンローリング、2020年)








 です。株式投資に関する最先端のアイデア・パラダイムを提示してくれている革新性があり、そして同時に「読んだら明日からの自分の投資にすぐに役立つ」実践性も併せ持った、素晴らしい1冊です。







 この本のポイントを簡潔に一言で言うと、「投資理論がようやくS級の凄腕投資家の現実に追いついた」画期的な本です。








 今日はイントロを兼ねて、第1章 社会学 からちょっとだけ。











 ​
 ルールの例外



 株式市場は、社会的一貫性が論理に勝るというヒューリスティックス(みきまる注:必ず正しい答えを導けるわけではないが、ある程度のレベルで正解に近い解を得ることができる方法のこと)の例外である。


 ヒトはもともと周囲に適合するようにできているが、投資では異端でなければならないのだ。ヒトは元々エゴを守るようにできているが、マーケットで成功したければエゴを破壊しなければならない。
​​​









 かーっ、いきなりいいですね。





 さて私達日本人の多くは社会的規律を正しく守り、礼儀正しく、集団行動に粛々と従い、更に真面目で勤勉でもあります。でもそんな我々の「知的な集合体」である日本株市場は、「失われた30年」の中で極度の低迷に喘ぎ、世界中から「デッドマーケット(死んだ市場)」と嗤われ、軽んじられて、ほとんど無視される存在に成り果てています。






 そしてそんな世界最弱市場で戦う私を含めた日の丸投資家のパフォーマンスは当然に優れず、「マーケットで10年間ずっと生き残れる投資家は、10人に1人」と言われるほどの極限状況となっています。






 そんな市場環境の中で、私はこの20年間をご機嫌に生き残ってきました。そして私が仲良くさせて頂いている投資家の方々の多くも、その使っている投資手法は実に様々ですが、ほぼ継続して勝ち残られています。






 自分は「投資家観察」が趣味の一つでもあるので、「長寿投資家」の秘密が知りたいなと思って長年ウォッチを続けてきました。そして市場の荒波をくぐり抜け続けてきた猛者達には、一つの大きな共通点があることに気付きました。それは、ほぼ全員が、






 ​どこかがおかしい、サイコパス度が高い、うまく言えないけどとにかく普通の人じゃない​






 ということです。以前にも書きましたが、






 ​投資の世界は、社会不適合者による、真夜中にひっそりと静かに開催される、不思議なオリンピック​






 なんですね。



​​




 つまり、「常識がある、社交性がある、協調性がある、思慮深い」といった、社会生活を円滑に営む上で欠かせず、また一般的には称賛されることも多い、「ヒトとしての特長」は、株式市場では逆に大きくマイナスに作用する、ということなのです。そういう、「あべこべで不可思議な世界」なんですね。







 そして、ダニエル・クロスビーによる本書は、株式市場のそういった不思議さを言語化し、「じゃあ、いったいどうすれば勝てるのか?」を教えてくれる、途轍もない良書です。それでは次回からは、この「2020年代の幕開けを告げる衝撃本」の世界に一緒に飛び立つことと致しましょう。(続く)






Last updated  Sep 17, 2020 02:49:19 PM
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Sep 16, 2020
カテゴリ:株式投資全般
​​​ さて今日は株式投資本オールタイムベスト107位





 ザ・トレーディング (アレキサンダー・エルダー著、FPO、2019年)










 の最終回第6弾です。










 今日は、第9章 リスク管理 から。この章での「エルダー節」は冴えに冴えています。爽快ですよ。















 
48 感情と確率



​ 私が駆け出しの頃、プロトレーダーが「 トレーディングで成功するのは、実はちょっと退屈なもの なのさ」と語っていたことを耳にしたことがあります。。。しかし彼の成功は、退屈で辛い仕事の上に成り立っているのです。初心者やギャンブラーは、トレーディングから多くの娯楽的な楽しみを得ます。しかし最終的には、損という代償を支払わされるのです。​











 このエルダーの言葉にはドキッとしました。と言うのは、私は過去に超主力で戦った株のいくつかについて、「リスク・リワード比から見て必ずしも適切ではなかった」という反省と総括を元々持っていたからです。




 じゃあ当時何でそんな銘柄に大量の資金を突っ込んだかと言うと、これは後から振り返ってようやく気付いたのですが、超主力株での命金(いのちがね)を賭けた大勝負に無意識の内にスリルと高揚感を求めてしまっていたからなのです。




 つまり、エルダーの言う通りで私は「投資に娯楽的な楽しみを求めて、その代償として大きな損失を出してしまった。」ということなんですね。(滝汗)












 
 ジョニーはなぜ、ポジションを切れないのか




 あなたの生き残りと成功は、損が小さいうちに切ることを自ら進んでできるかどうかにかかっています。



 負けトレードを頑なに持ち続けることは、傷を深めるだけです。損は雪だるま式に増え、当初はひどい損に見えたものが程度の軽い損に見え始めるまでになります。。。そして、とうとう絶望的になった敗者は観念して手仕舞い、大きな損が現実のものとなります。

 

 彼がトレードから降りた後に、相場が反転して急速に元に戻っていくのです。



​ こうした相場の反転は何度も繰り返されます。 大半の敗者は同じ刺激に反応する からです。​



 トレーディングに求められる知的水準はそれほど高くありませんが、感情面では非常に多くが求められます。

 









  このエルダーの、「大半の敗者は同じ刺激に反応する」という言葉は深いです。投資をしていると、市場の恐怖が最高潮に達した時に絶望と悲観のピークで株を投げ売りしてしまった事って誰にでもあると思うのですが、これは正にそれが「アンタが売ったソコが底」に成りがちということなんですね。(笑)





 そしてこういう事態を避けるためにも、含み損は「早めのパブロン」で常に迅速に処理して切ることを徹底した方がいい、一見遠回りの様に見えるけれど、その方が結局投資成績がいい、ということなのです。












 ​
 ​感情的なトレーダーは、確実な利益を好み、不確実性を伴ってもより儲かる可能性のある賭けを拒みます。一方、損を実現することを遅らせるために、危険なギャンブルに挑みます。すぐに利食いしてしまい、損切りを遅らせるのは、人間の本性です。非合理的な行動は、人々がプレッシャーにさらされた状況下でさらに増加します。シャピロ博士によれば、競馬場では「大穴狙いの賭けは、その日の最後の2レースで増える」そうです。​










 ふー、数多くのトレーダーを指導し、多くの敗者を見続けてきたエルダー博士の言葉には凄い臨場感と説得力がありますね。皆様も、彼の言葉を読んで「ドキッ」としたのではないでしょうか?












 さてこれでこの本の紹介は終わりです。名著中の名著ですし、読まない手はないと思います。未読の方は是非。(終わり)
​​​






Last updated  Sep 16, 2020 10:41:41 PM
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Sep 15, 2020
カテゴリ:優待株について
​ さて今日も通常の2020PF概況シリーズです。

 

 

 


 

​421位 6419 マースグループホールディングス(東1、3月優待) ◎​

 

 

 

 

 

 PF421位は、パチンコホール周辺機器大手のマースグループホールディングスです。

 

 















 お金が余っているようで、最近はM&A先を物色しているみたいですね。













 

 

 現在の株価は1747円、時価総額396億円、PBR0.57、自己資本比率88.0%の有利子負債0で財務は鉄壁、今期予想PER16.67、配当利回り4.0%(70円)、総合利回り4.6%(70+10=80円)で、優待は100株保有で3月株主に1000円相当のクオカード、500株保有で3000円相当、1000株保有で5000円相当の地方特産品です。

 









 




 

 マースグループホールディングスは非常に力のある銘柄で、2012年頃にはPF上位に置いて戦ったこともありました。ただこの数年、パチンコ関連銘柄はどこも業績が極めて厳しくなっており、今は一旦引いて「優待株いけす」に戻った状態となっています。引き続き業績推移をしっかりと見ながら楽しくホールドしていく予定です。







Last updated  Sep 15, 2020 07:34:37 PM
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Sep 14, 2020
カテゴリ:優待株について

さて今日は通常の2020PF概況シリーズです。









420位 3648 AGS (東1、3・9月優待) ○








 PF420位は、旧協和銀、埼玉銀の情報システム会社がりそな傘下で統合した旧あさひ銀総合システム、現AGSです。「埼玉県内で最大規模の独立系IT企業」ということでなんだかカッコいいですね。♪













 

 現在の株価は869円、時価総額155億円、PBR1.29、自己資本比率は72.4%で有利子負債は0、今期予想PER32.92、配当利回り1.3%(11円)、総合利回り3.6%(11+20=31円)で、優待は「1年以上の継続保有を条件として」100株保有で3月株主に1000円分のVJAギフトカード、9月株主に1000円相当のクオカードです。




















 AGSは、ポートフォリオ中位としては申し分の無い良い銘柄です。いつも言いますが、






今の日本株市場は「失われた30年」のおかげで余分な脂が落ちきっており、先進国有数の「割安株の宝庫」







 なのです。この私のブログを眺めているだけで実際には株式投資を始めていない方も実は結構いらっしゃるのではないか?と思うのですが、是非勇気を持って、この魅惑的で奥深く、同時に魑魅魍魎で百鬼が跋扈するロクでもない愛すべき世界に飛び込んで来て欲しいですね。♪







Last updated  Sep 14, 2020 07:32:02 PM
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