EuroCaveの故障
その日は突然やって来ました。思えば最近、セラー前面にある換気グリルから異音がしました。それでも、まさか突然に冷却装置が止まるとは...なにより恐れていたその日が来たのです。自宅ワインセラーの故障です。翌日は愉しみな納車日というのに、気分を良くしていた週末の最悪な出来事でした。気づいたのはその日の夜、帰宅後、コントロールパネルのオレンジ色LED表示と、青色LEDの冷却稼働ランプが弱々しく点滅していることに気づきました。コントロールパネルの表示は22℃を示しています。顔面蒼白!音のしない静けさが余計に不気味で、恐る恐るドアを開けると庫内は冷たく、ひと安心。気温の低い冬場だったことも幸いでした。まずは、保管ワインを全て取り出す作業から、ワインを手に取ると瓶は冷えており、幸い故障の影響は少ないかも知れません。今後の抜栓の日までわかりませんが…保管ワインが少なくて助かりました。暑い夏の時期だったら…と思うとゾッとします。それでも、玄関先や冷蔵庫内は退避させたワインが溢れています。次に故障の原因を探す。「取扱説明書」巻末の「アフターサービスの前に」という項目、故障の原因を模索するQ&A形式の一覧は、簡単な説明のみで殆ど役に立ちません。状態と合致する内容が見つからないため、輸入元である日仏商事へ修理依頼のメールをしました。日仏商事からの連絡によると、EuroCaveの場合、故障原因を確認するための費用として、派遣費用1万円、手数料6,000円(税別)がかかります。その後、故障の原因により部品代+交換費用が加算されます。ファンのみ交換の場合は約6,000円程度。ただ、コンプレッサーに問題がある場合の費用となると高額になるらしい。今後は未定ですが、2007年購入のセラーを修理するべきか、修理費用を考慮すると迷うところです。少し早いのですが買い替えも検討した方が良さそうです。EuroCaveだけでなくどのメーカーでも、電化製品の寿命を考えると、エイジングセラーであっても博打のような気がします。セラー【ユーロカーブ】コンパクト59シリーズ V059M-PTHF新シリーズ【送料無料・設置料無料】【正規品】ユーロカーブEuroCave Pure