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カテゴリ:身体障害者について
「世界初、ES細胞治療の臨床試験…脊髄損傷患者に注入」というニュース(2009年1月23日20時05分 読売新聞)を見つけた。
概要としては、「脊髄(せきずい)損傷で歩けなくなった患者に対し、ヒトES細胞から作製した細胞を脊髄に注入、神経系の細胞を再生させる。」というものである。 今回の試験は、「治療の安全性を確かめるのが目的だが、マヒした感覚や運動機能の回復など、治療効果も同時に調べる」という。 詳細はよくわからないが、ES細胞による神経細胞再生というのはまだずっと先の話かと思っていた。 なので、まさかこんな早くに神経細胞再生試験が行われるとは思わなかった。 私自身は、多発性硬化症による横断性脊髄炎のため、脊髄損傷状態にある。 現在、多発性硬化症の再発を確実に防ぐ方法はない。 だけに、このまま徐々に体が壊れて行くのを、できるだけ先延ばしにするしか方法がないと思っていた。 が、神経細胞の再生が可能なら、今の状態が改善する可能性があるということだ。 日本も神経細胞再生では負けていないはず。 研究を進めて、安全性を確かめて、実現してほしい。 そして、それまでにどうか多発性硬化症が、私の体に悪さをしませんように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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