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『マクベス』松岡和子訳、読み終わりました!
う~ん、それでも舞台の記憶が全くよみがえってこない私って一体・・・^^; いえ、大竹マクベス夫人が必死に手を洗うような仕草をするシーンだけは思い出したのですが。 正直、これだけの内容から舞台を作り上げる演出家って本当にすごいなぁ、と思います。 むしろ面白かったのは「訳者あとがき」。 日本語訳だけではわかりにくい、原文のもつ意味・ニュアンスを幾つか紹介してくれて、これがなかなか面白い。そして何よりも私が食いついたのは(笑)、この本を元にした初演の演出があのディヴィット・ルヴォーだという部分。ルヴォーと言えば内野ファンには♪もお~おなじみですね~♪秋山菜津子さんと共演した、あの『ブルールーム』の演出家ではないですか!!!(『ブルールーム』もう一度観たいなぁ) 訳者の松岡さんも、翻訳において彼からかなりの影響を受けたご様子。エリザベス朝の英語のdieの意味・・・、現代の英語すらよくわからない私はただただ感心するばかりでございます。このあたりの解釈が、なんだかとってもルヴォーっぽい感じもするんですけどね(笑)。 ちなみにこのルヴォー演出のマクベスは、松本幸四郎さんだったそうです。観てみたかったなぁ。 幸四郎パパはテアトル銀座での『アマデウス』サリエリがとにかく素晴らしかった!松アルドンサとのラ・マンチャ~も良かったし、(歌舞伎ではあまりいいと思ったことがないのですが。あくまでも個人的な好みです)歌舞伎以外の舞台ではとっても魅力的な俳優さんです。 とにかく後は『メタル・マクベス』観劇を待つのみ。楽しみ~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年05月30日 21時03分43秒
[内野聖陽さん Seiyo(Masaaki) Uchino] カテゴリの最新記事
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