1122795 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

森蔵日記@舞台オタクのシンプルライフ

森蔵日記@舞台オタクのシンプルライフ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Free Space

Calendar

Category

Recent Posts

Archives

2024年04月
2024年03月
2024年02月
2024年01月
2023年12月

Freepage List

Keyword Search

▼キーワード検索

2010年03月12日
XML
初めて『Endless SHOCK』を観た時から、気になっていたことがありました。

それは、劇中でオーナーの夢とゴチャ混ぜになりながら上演される、シェイクスピア作品のこと。
「あの部分、普段シェイクスピア作品とか観ない人にとって、どうなのかなぁ?」と。 

先日、チケットを取ってくれた職場の先輩(←今回、初SHOCK観劇)にそれとなく聞いてみました。
先輩曰く「なんとなく、きっとシェイクスピアなんだろうな、と思いながら観ていた。それ以上の
ことは分からなかったけど」

・・・ですよね~^^;

■例えば2幕冒頭でオーナーが墓掘りをしてますが、シェイクスピアの有名作品を何本か観たことある人だったら、多分ここで何となく「お、もしかして・・・ハムレット?」と思うわけです。

直後にマスクをして登場する光一くんのセリフが決定打となり、『ハムレット』であることを確信。
(ちなみにここで光一くんが演じているのは、ハムレットの、暗殺された父王の亡霊です)

しばらく「光一くん=亡き父王、克ちゃん=ハムレット」で舞台が進行し、マントを脱いだ瞬間、
光一くんがハムレット役に入れ替わります。ここ、演出的にはちょっとした見せ場ですな^^

次いで「生か死か~」の有名なセリフが出てきますので、誰の目にも『ハムレット』であることが
明らかになります。


■同様に、屋良っちが背を丸め脚を引きずりながら登場した時点で、今度は『リチャード三世』が
始まったことが分かります。

美しい未亡人(兄嫁)に迫るあのシーンも、この作品ではよく知られた場面ですよね。

ちなみに、光一くんは殺された兄王役。
のけ反り気味に、冷たい視線でヤラを見つめる姿が私のツボです♪


■『ロミオとジュリエット』はあまりに有名。さすがに誰にでもすぐに分かるので問題なし。


■もしも今後このシーンに手を入れることがあるとしたら、ロミジュリやめて『マクベス』を希望。

殺人の秘密を必至に隠そうとしながら、徐々に精神のバランスを崩していくマクベス@ヤラ、の
構図で。なんなら夫人の要素もいれて、血のついた手を洗ってもいいぞ。
←殺された国王@コウイチが血だらけで登場。まさに1幕の最後の再現。


■ただ、このシェイクスピアの場面、劇中でコウイチが新作構想として話した時にカンパニーの
メンバーが見せた戸惑いと同じものを、実際の観客にも感じさせているのではないかと心配なんですよね。(私が心配しても仕方ないですが)

基本、歌も踊りもないストレートプレイですから。ショー的要素が少なすぎ。
ストレートプレイが苦手な人には、かなり辛い時間かも。

ストレートの舞台をメインに活動されている役者さんにとってでさえ、シェイクスピアは表現が
難しいのが現実。ましてや彼らの演技力では・・・(以下自粛)。しかも抜粋だし。

墓場での「In The Semetery」のように、リチャード三世やロミジュリにも、もう少しショー的な
面白さが加われば、きっともっと沢山の人が楽しめるようになるのにな、とも思ったりして。。。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010年03月14日 11時30分01秒
[KinKi Kids] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.