鉄道模型の遊び方はいろいろだが、車両に興味があるのか、線路に興味があるのか、という区分があるかもしれない。好きな車両(たとえば小湊鉄道の旧型車両)の精密な模型を写真に撮っても破綻のないレベルで製作する、という方向が一つ、土台に固定した線路を作りトンネルや橋や駅舎を作り風景を再現する、という方向が一つだ。後者は「レイアウト」などと呼ばれる。
Nゲージだと数多くの車両がある程度の精密さで販売されており、車両のマニアはそれを集めることで満足を得られそうな気がする。ある時期いろいろと車両を買って畳の上に線路を敷いて走らせたことがあるが、毎回線路を片付けなければならず、面倒で続かなかった。また、Nゲージの車両はどう想像力を働かせても鉄道の巨大な実物車両とは別物で、あのシャーシャーという走行音のチャチさも興趣を削ぐ。
プラモデルでもそうだが、実物と寸分違わない模型というものに興味を失っている。模型は模型でそれらしく動けば良い。鉄道模型では架空の車両でも、それらしく走ってくれればそれで良い。NゲージやHOゲージは小さすぎて却下。なんならプラレールでも良い。
今なにか鉄道模型の遊びをするなら、固定したレイアウトを作り敷設したままにしたい。雨ざらしのベランダにGゲージのレイアウトを作るのも良いが、とりあえず自分の部屋の鴨居の高さに空中線路を敷設することを考え始めた。
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Last updated
2024.03.15 08:02:38
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