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カテゴリ:’06ワールドカップ観戦記
ドイツW杯がイタリアの優勝で幕を閉じました。 約1ヶ月に渡る幸福な日々は終わりを告げ、ようやく寝不足ともおさらばです。 個人では多くのヒーローが生まれました。 なんと言ってもジダン。晩節を汚しましたが、彼の大会と言ってもいいでしょう。 マテラッツィ。強烈なヘディングと恐慌な入れ墨と凶悪なヒールっぷりで存在感抜群。 チームとしては、優勝したイタリア、アルゼンチン、ドイツが印象的。 イタリアはネオ・カテナチオとも言うべき、伝統戦術の進化版をひっさげて黄金のカップを手に入れました。印象に残ったのは両サイドバックの圧倒的な運動量とスピードによる攻撃参加。マテ兄貴、カンナバロらCB陣とブッフォンの堅守。ピルロのゲームメイク。とにかく全てのチームの中で、一番選手個々の役割分担がはっきりしていたチームじゃなかったでしょうか。このチームを作り上げたリッピの手腕が光ります。 個人的にはアルゼンチンのスタイルに魅了されました。超遅攻とも言えるポゼッションサッカー。その中で産み出されたセルビア・モンテネグロ戦の2戦目は、俺の脳に深く印象を刻み込みました。大会ベストゴールだと思います。テベス、メッシら若手の今後に期待。 そしてドイツの魂。能力的にはやや劣る感もありましたが、強烈な声援をバックに魂のサッカーで大会を盛り上げました。3位という結果は胸を張って誇れるのではないでしょうか。クローゼ、凄かった。 ベストゲームは一方的だったけど、アルゼンチンvsセルビア・モンテネグロかなあ。決勝Tでもあれ以上に興奮するゲームは無かったですから。素人っぽい選択ですけど、素直な気持ちです。 次は2010年。初めて行われるアフリカでの大会です。果たしてそこにどんなドラマが待ち受けているのか。戦いは既に始まっているのかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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